
はじめて本を出版することになったのは、文筆家の岸田奈美(@namikishida)さん。
そんな岸田さんの弟さんが、姉のために一生懸命に字を練習。その努力が感動的な形で実を結んだ話が話題になっています!
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粋すぎる装丁で本のページ番号に!
ベンチャー起業家で急逝した父、車いすユーザーの母、ダウン症で知的障害のある弟をもつ岸田さん。泣けて笑えて考えさせられる文章がnoteやTwitterで話題となっている注目の文筆家です。
今回出版されることになったのは、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」という本。心がじんわりとあたたかくなる自伝的エッセイだそうです。
こちらが反響を呼んでいるツイート。弟さんが書いた数字が、粋すぎる装丁で本のページ番号になったのだそうです。
ダウン症で字が書けなかった弟が、はじめて本を出版するわたしのために、練習して数字を書いてくれ、それが粋すぎる装丁で本のページ番号になり、クレジットに弟の名前が載って、一家がそろって爆泣きしてんの。死んだ父ちゃんもたぶん泣いてんの。 pic.twitter.com/ty33ebbAv6
— 岸田奈美|本日20時?発売記念配信 (@namikishida) September 23, 2020
練習の成果もあって字が上手なことはもちろん、岸田さんに対する弟さんの気持ちが込められていますよね。
そして、岸田さんの名前のすぐ下に、しっかりと弟さんの名前「岸田良太」が書かれていますね。これは岸田さんだけでなく、ご家族にとっても本当に喜ばしいことですよね!ノンブル文字担当で弟さんの名前を表に出してあげた出版社の方のアイディアもとても素敵だと思います。
字をかけるまでの裏話はこちらに記載されています。
字を書けるようになるまでの裏話と、たびたび書くようになった怪文書のことをnoteに書きました!この数字の装丁の組み合わせにもまた、スゴイ逸話があるんや…!
書籍「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は今日から発売です〜?https://t.co/MoC9WZsiPV
— 岸田奈美|本日20時?発売記念配信 (@namikishida) September 23, 2020
本人の努力がわかりすぎて爆泣き
投稿に対しては、「本人の努力がわかりすぎて爆泣き」と感動する声のほか、自身の体験に重ねて共感される方など、多くの反響が寄せられていました。
障害者と暮らす家族に悪人はいない…と言うか、障害者が家族を良き人にする。
全盲の父を持つ私は悪人になれなかった。父が家族の「良心」だったから…
父が亡くなり3年が過ぎました?— 昭和30年??生まれの田代 (@nrGnP5dBZO945WA) September 23, 2020
今までの苦労とか苦痛とか
本人の努力とか
分かり過ぎてしまって号泣。
読んだら更に泣くのも目に見えてる。
でも買う。
がんばって欲しいから。
喜んで欲しいから。少し自分たちを重ねて…(._.)
(FF外から大変失礼いたしました。12歳のダウン症児の母より)
— さち【亞同盟】【びんとろ民】?? (@_____sachi527) September 23, 2020
あたしの弟は自閉症で字は書けるけどできないことがたくさんあります
弟さんが成した事がどれだけ凄いことなのかがわかりすぎて
今あたしが爆泣きしています弟さんの嬉しそうな顔が
あたしを泣かせます
弟さんの素敵なフォントが
またあたしを泣かせます— ??? ♡⃝⃜ (@520_Junta) September 23, 2020
物凄く綺麗な数字!お姉ちゃんの為にきっとたくさん練習して書いてくれはったんですね。凄いなぁ!!
— 華 -hana- *:・✿ (@nachipon) September 23, 2020
早くも在庫切れに
ちなみに、本はAmazonで一時的に在庫切れになるなど、多くの注目を集めています。Amazon以外では、楽天ブックスなどでの購入をオススメされています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
うわ〜ッ!amazonが一時的に在庫切れになっている!ありがてえ!だがわたしは良太御殿を建てたいので、買ってくださる方は最寄りの書店さんか、送料無料&明日届く楽天ブックスさんなどで!ぜひ!https://t.co/ulq0TilM1N
— 岸田奈美|本日20時?発売記念配信 (@namikishida) September 23, 2020
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出典:Twitter(@namikishida)