ヒゲの漢字はひとつじゃない!使い分けが必要だから気を付けて!!英語でも使い分けが必要です

みなさんは「髭」「頾」「髯」「髥」「鬚」、この5つの漢字のそれぞれの読みはごぞんじですか?
これらの漢字はすべて「ヒゲ」と読みます。

ヒゲの漢字表記というと「髭」を用いるのが一般的ですが、実は口か頬、顎のヒゲなのかで、使い分けが必要なのです。
しかもこの使い分け、漢字だけではなく英語でもあるんだとか。
そこでここでは、ヒゲの漢字、そして英語での使い分けについてご紹介します。

ヒゲの漢字の使い分け

ヒゲを表す漢字は一般的に「髭」を用いるとされます。
しかし、実際には部位によって表すものが違っているため、まずはそれぞれのヒゲの漢字が意味する部分について簡単にご紹介します。

「くちひげ」を意味する漢字

はどちらも「くちひげ」を表す漢字です。

つまり鼻の下もとい口の上に生えた髭を指します。
2つの漢字表記がありますが、意味としては同じとなっています。

ただし、一般的には髭の方を用いることが多いですね。

「ほおひげ」を意味する漢字

は「ほおひげ」を意味する漢字です。

いずれも両頬に生えたヒゲを指します。
三国志で知られる武将、関羽は「美髯公」ともあだ名されます。
マンガやゲームの影響から、あごひげが長いイメージがありますが、髯の漢字を用いているという事はあごだけでなく、頬のヒゲも豊かだったのかもしれませんね。

「あごひげ」を意味する漢字

が「あごひげ」を表す漢字です。
人間のヒゲだけではなく、動物の口まわりに生えたヒゲを指す際に用いられることもあります。

ちなみにこの鬚の一部の「須」は、あごひげの生えた老人の象形文字とされます。
「彡」がひげをあらわし、「頁」が頭部にあたります。
鬚の成り立ちから覚えると、他の漢字との本来の意味合いの違いが分かりやすいかもしれませんね。

ヒゲを意味する英単語

ヒゲの漢字はそれぞれ部位ごとに違ってくることを理解していただけたかと思いますが、実は英語でも使い分けられています。
そこで、ここからは英語でのヒゲの違いについてご紹介します。

「くちひげ」を意味する英単語

英語では「くちひげ」のことをmustache(ムスタッシュ)と表現します。

あまり一般的ではない単語とされます。
漢字ではくちひげの髭が一般的なヒゲの表記とされますので、扱いの違いに注意が必要ですね。

ちなみに無精ヒゲの場合だとstubble(スタブル)と表現するそうです。

「ほおひげ」を意味する英単語

英語で「ほおひげ」はbeard(ブレッド)といいます。

こちらが一般的なヒゲを表す英単語となりますね。
ちなみに「もみあげ」もしくは「もみあげとほおひげがつながった状態」は、sideburns(サイドバーンズ)と言います。

「あごひげ」を意味する英単語

英語で「あごひげ」はgoatee(ゴーティー)といいます。

これは顎の下に髭を蓄えている姿が「goat(ゴート)」、つまりヤギのように見えることにちなんでいるのだとか。

「ひげ」全体を意味する英単語

「くちひげ」も「ほおひげ」も「あごひげ」もすべて含めてヒゲ全体を表す際には、「facial hair(フェイシャルヘア)」と表現できます。
この言葉には文字通り顔の毛という意味があるため、訳すなら「かおひげ」となります。
他にも「産毛」という意味もあります。

特徴的なヒゲ「カイゼル髭」の名前の由来は?

みなさんはカイゼル髭という言葉を聞いたことがありませんか?
これは左右にピョンッと伸びたヒゲのことを指す言葉です。
別名ではインペリアルという同様の意味を持つ言葉もあります。

これらの髭は両端が跳ね上がった「八の字」をしているのが特徴で、もともとはドイツの皇帝ウィルヘルム2世が蓄えていた髭とされています。

カイゼルという言葉自体が皇帝を意味するところが語源となっており、それが現代でも用いられているわけですね。

まとめ

ヒゲは漢字で書く際は「髭」と表記するのが一般的です。
これでも間違ってはいないのですが、この漢字は正式には口元のヒゲを表す言葉となっているため、頬や顎に生えているヒゲに関してはまた別の漢字が必要です。
また、英語でもそれぞれ生えている部位によって表現の仕方が違ってくるため、上手に使い分けていくことが必要となります。

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