応援の掛け声はなぜ「フレー、フレー」なの?その由来と歴史を紐解いた!

応援の掛け声の定番といえば「フレー!フレー!」ですよね。
このかけ顔、英語が語源とされており日本語由来ではありません。
英語で万歳を意味する単語から来ているんだとか。

では、どのような経緯で日本の応援の掛け声の定番になったのでしょうか。
ここでは、日本で広まったその歴史とはじまりを解説します。

「フレー!フレー!!」とは

まずは「フレー!フレー!」とはどのような場面で使われるのかをまとめてみましょう。

スポーツの応援の定番「フレー!フレー!!」

「フレー!フレー!」は、スポーツで定番の応援の掛け声のひとつです。
運動会などで「フレー!フレー!紅組」「フレー!フレー!白組!」といった応援合戦で使われます。
マラソンなどの声援でも「フレー!」と呼びかけることもあります。

このように「フレー」という言葉は、声援であったり、応援団による野球部やサッカー部へのエールなどに際して用いられるのが一般的です。

「フレー」の語源

では「フレー」という応援の掛け声の定番、これは英語が由来とされます。

その語源となっている単語が「hurray」または「hooray」です。
どちらもフレーと読み、共に「万歳」や「やったー」という意味があります。

「振れ」や「奮え」という日本語から来たわけではない

「フレー」は、その発音から「振れ」や「奮え」という日本語か来たという説もあります。
しかし、どちらも俗説とされています。
なぜなら、「フレー」という言葉がいつ使われるようになったか、その経緯も併せて判明しているためです。

「フレー」の日本での理由

「フレー」という言葉は英語が由来とされますが、どのような流れで日本に入ってきたのか、これは実は明確にわかっています。

早稲田大学が始めたのが起源

日本で使い始めたのは、早稲田大学が起源とされています。
それは1905年のこと、日本で初めて野球の海外遠征を果たした早稲田大学が現地の応援スタイルに衝撃を受け、それを日本に持ち帰ったのが始まりとされます。

当時の早稲田大学の学生が衝撃を受けたとされる応援スタイルというのは「応援学生らがリーダーの指揮に従ってお揃いのカレッジフラッグを手に声を合わせてエールを高唱する」というものでした。

これを早速学んだ早稲田大学は翌年、秋の早慶戦で初実践しました。
そこから日本でも、当時のアメリカ式応援法が広まりました。

広まったのは周りが真似したから

早稲田大学が取り入れたアメリカ式応援方法は、対戦相手の慶応大学に早速真似をされました。
これを受けて、早稲田大学は他大学にも広めたことで、全国に波及していったのです。

アメリカのスポーツ応援といったらチアリーディングじゃないの?

しかし、アメリカのスポーツ応援といえば、チアリーディングを思い浮かべる人も少なくないのではないでしょう。
では、なぜ早稲田大学はチアリーディングを学ばなかったのでしょうか。
それは、チアリーディングの成り立ちが背景にあります。

チアリーディングは当時アメフトのための応援団だった

チアリーディングが生まれたのは1860年代のことです。
アメリカンフットボールのための応援団として組織されたのがその始まりです。
そのためチアリーディングが応援するためにかけつけるのはアメリカンフットボールのためだけでした。

そして、このスタンスは、早稲田大学が初めて遠征した1905年も続いていました。
そのため、野球の応援にチアリーディングいなかったと考えるのが妥当です。
早稲田大学はチアリーディングを学ばなかったのではなく、会場で見かけなかったので知る由もなかった、のかもしれません。

女性が参加するようになったのは1920年代から

現代ではチアリーディングというと女性が行うものという印象がありますが、はじまった当初は男性が行うものでした。
女性がチアリーディングに参加するようになったのは1920年代からで、それまでチアリーディングは男性の競技として行われていたのだとか。

しかも、現代で目にするチアリーディングはミニスカートが多いのですが、当時はロングスカートを履くのが普通だったとされています。
そこから時代の変化によってさまざまな応援法が取り入れられ、独自に進化したのがチアリーディングといえます。

なお、歴代アメリカ大統領の中にもチアリーディング経験者は多いとされています。
特にブッシュ一族がその代表でしょう、
第43代アメリカ大統領「ジョージ・W・ブッシュ」、パパブッシュこと「ジョージ・H・W・ブッシュ」、さらにその父「プレスコット・シェルダン・ブッシュ」と大統領経験者である3人ともチアリーディング経験者でうs。

まとめ

応援団が口にする「フレー」は日本語が由来ではなく、万歳を意味する英語が語源となっているとされています。
その始まりはアメリカに遠征に赴いた早稲田大学野球部が衝撃を受けた、現地の応援スタイルをそのまま日本に持ち込んだことにあります。

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