人間関係において様々な問題が発生しますが、中でも「パワハラ」は深刻な社会問題のひとつですよね。
今回話題となっているのは、「この世でパワハラが継承されていく仕組み」を簡潔に分かりやすく描いた漫画。人間の心理を鋭くついた作品に多くの共感の声が寄せられていました。
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やられたら、矛先はより弱い方へ
話題の漫画を制作して投稿されたのは、漫画家のうさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さん。こちらが反響を呼んでいる作品です。
接客業をされていた方は経験があるかと思いますが、必ずと言っていいほどクレーマーは存在しますよね。
そんなクレーマーに悩まされた経験があるがゆえ、自分はそうならないように気をつけようと心がけるのは良いことだと思いますが、クレームを受けた腹いせに、自分が客の立場になった時にクレームを言ってやろうという考えになるのはいただけませんね・・・。
確かにこうした心理が負の連鎖を生み、パワハラやいじめなど表面化していく大きな要因なのかもしれません。
人間なら、弱くても人道的な選択を
この漫画に対しては、「全く関係ない人に嫌がらせして八つ当たりするのは、理解に苦しむ」といった声をはじめ、「人間なら弱くても人道的な選択をしろよとなる」といった意見など、多くの反響が寄せられていました。
自分がやられて嫌なことはやらないと一人一人が心がけることができれば、誰もが気持ちよく生活できると思いますが、なかなかそうもいかないのが現実・・・。
ほかの事案にも通じる
また、今回漫画で表現されていたことは、「ほかの事案にも通じる」という意見も散見されました。
確かに職場や部活動、学校生活など、集団で行動するシーンにおいて、今回の考え方は通じるものがあると思います。
自分がやられて嫌な思いをした経験があるからこそ、他人に対して同じ様なことはしたくない・・・と考えていきたいものです。今回の漫画で表現されていたことに、パワハラやいじめなどを根本的に解決してくためのヒントがありそうですね。
漫画を制作されたうさぎのみみちゃんさんは、単行本やニュースサイトでの連載もされています。ぜひこちらもご覧ください!
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出典:Twitter(@usagitoseino)