
昔から小さい女の子たちの間では、お世話ごっこして遊べる「赤ちゃん人形」が人気ですよね。
カナダ・オンタリオ州ハミルトン在住のある女の子も、赤ちゃん人形がお気に入り。
しかし彼女が可愛がるのは、ちょっぴりユニークな見た目の赤ちゃん人形なんです。
目次
ハロウィンの季節に出会ったふたり
ふたりの出会いは2020年10月、ハロウィンの商品が並ぶスーパーへ家族で出かけた時でした。
女の子は店内で見つけた赤ちゃん人形をずっと手に持っていたそうで、最終的にお母さんたちはそれを買ってあげることに。
どんな赤ちゃん人形かというと・・・

ハロウィン用のゾンビ風赤ちゃん人形でした。
きっと多くの人が“かわいい”ではなく、“不気味”と思ってしまうルックスですよね。
ですが女の子は、この赤ちゃん人形がお気に入りに。

赤ちゃん人形を嬉しそうに抱いています。
ふたりはいつも一緒!
出会ってからというもの、女の子はどこへ行くにも何をするにも赤ちゃん人形といつも一緒。

公園の車を運転している時に、助手席に座っていた赤ちゃん人形が落下すると・・・

すぐさま助けて、落とさないようにギュッと抱きしめて運転する女の子。
滑り台で遊ぶ時は、赤ちゃん人形を先に滑らせます。

赤ちゃん人形が滑り終えると、女の子は「次は私の番♪」と楽しそうです。

ブランコにだって乗せてあげます。

ブランコの椅子の中で体勢を崩した赤ちゃん人形が落下すると、駆け寄って心配する女の子。

「オーノー・・・」と、すぐに拾い上げて体を綺麗にしてあげる女の子。
その姿は、赤ちゃん人形のママであり、かけがえのない親友です。
動画はこちら
現在この女の子は、ディズニープリンセスやバービーにも夢中のようですが、今も同じ赤ちゃん人形で遊んでいるそうです。
そんな女の子について、お母さんは「差別や憎しみ、偏見は生まれ持つものではなく、学ぶものだということを示していると思う」と話されています。
見た目の固定概念にとらわれない純粋さや素直さから、気付かされることがありますね。
この女の子と赤ちゃん人形の様子はこちらの動画からご覧いただけます。