物心ついたころには竿を握り、ひたすら魚釣りを愛してきた筆者「ぎちょん」が、アジングのポイント選びについて独自の目線・経験にてお話させて頂きます。
この記事では、以下の内容について記載していきます!
・アジが回遊してくるポイントとは??
・アジは常に移動している魚
・アジを釣るにはレンジも大事!!
・夜釣りでのおすすめポイント
・まとめ
目次
アジが回遊してくるポイントとは??
アジの回遊してくるポイントはズバリ、ベイト(餌)が溜まるところです!
近年、アジのベイトはプランクトンが中心と言われています。
プランクトンは植物性プランクトンと動物性プランクトンに分類されます。
植物性プランクトンはほとんど遊泳力は無い一方、動物性プランクトンはゆっくりですが、自身で移動出来るとされています。
食物連鎖として、植物性プランクトン→動物性プランクトン→アジという流れになります。
以上のことから、潮の流れが変化し、流れがよれるところにプランクトンが溜まりやすい→アジが回遊して来やすいということになりますね。
また、ナイトゲームでは、常夜灯の灯りに植物性プランクトンが光合成をし、増殖するため、常夜灯周りにアジが集まりやすいと言うこともあります。
ベイトが溜まりやすい場所としては、防波堤や漁港で考えると、
- 堤防の先端や角
- 潮目
- シモリなどの海中のストラクチャー
- 常夜灯周辺
- 漁港内のスロープ
- 船の下
- 壁際
などが挙げられます。
アジは常に移動している魚
アジはカサゴやメバルの様に根に付いている魚ではなく、潮の流れやベイトに影響され、常に泳ぎ回っている魚です。
常夜灯の下で釣りをしていても、釣れるタイミングと釣れないタイミングが出てくることがあります。
そういう時はアジが潮やベイトに影響され、違う場所へ移動していることが考えられます。
となると、アングラー側はその変化を感じとって、同じ漁港内や波止の中でも積極的に移動する必要があるということですね。
とは言っても、休日の夜などは移動すること自体が難しいこともありますので、そういった場合はキャストできる範囲で、色々な場所を探ることから始めてみてください。
アジを釣るにはレンジも大事!!
アジは移動する魚というお話をしてきましたが、移動するのは横方向の移動だけではなく、上下の動きもあります。
実釣の場面では横方向ではなく、上下の移動の方が多いのではと感じることがあります。
1匹釣ったらその後は続かず、レンジを5カウント変えるとまたアタリが出始めるなどがよくある様に感じます。
単純にアジの群れの大きさにもよるのかも知れませんが・・・。
レンジの探し方としては、初めての場所であれば表層から5カウントずつ刻んでいきます。
その間にアタリが有ればそのレンジ付近を重点的に探っていくことが多いです。
夜釣りでのおすすめポイント
アジングはナイトゲームが主体となります。
その中で、おすすめのポイントはやはり常夜灯周辺です。
ベイトがよってくるため、アジが回遊してきやすいということもあります。
常夜灯という条件以外にも、潮の変化や、地形の変化が加わればより有力なポイントと言えます。
まとめ
アジングのポイントについてお話しさせて頂きました。
近年、アジングの有名なポイントには平日、休日問わずアジングをされている方を見かけます。
有名なポイントでも釣れる人と釣れない人の差が出ている状況をよくみます。
もちろん技術的なところはあるかもしれませんが、同じポイントの中にもちょっとした変化でアジが集まりやすいがあるのかもしれません。
ぎちょんも同じ堤防で、10メートル離れただけで隣の方と大きな差がでることなどをたくさん経験してきました。
同じフィールドだからそんなに変わらないだろうと思って、ちょっとした移動をめんどくさがることによって、次の1匹を取り逃がすことになるかもしれません。
皆さんもこまめに移動して、1匹でも多くのアジを釣って頂けたらと思います。