「今日は実家の亡くなった親父の部屋で寝ます。」という書き出しで始まるTweetを投稿したTwitterユーザーのバスマン(@BUSMANTHEWORST)さん。
バスマンさんによるとお父様は認知症を患っていたそうなのですが、そんなお父様の部屋で一冊のノートを発見しました。
そのノートを開いてみると・・・、書かれていたメモの内容に思わず涙が止まらなくなってしまいます。
※こちらは、2019年12月10日に公開した記事を再編集したものとなります
目次
ご両親どちらもが頑張った証
「さっき病院で親父の亡骸を見ても余裕だったのに、今は涙が止まらない」と、バスマンさんが涙を抑えることが出来なかったノートとその内容がこちらです。
今日は実家の亡くなった親父の部屋で寝ます。
認知症だったんですけど、
たぶん母ちゃんに怒られながら、
記憶と闘ってる親父のノートを見つけてしまい、
さっき病院で親父の亡骸を見ても余裕だったのに、
今は涙が止まらない? pic.twitter.com/Jeg8brZbrs— バスマン (@BUSMANTHEWORST) 2019年12月4日
なんと、ノートには認知症だったお父様がご自身の記憶と戦っていた様子がびっしりと書き記されていたのです。
「トイレットペーパーは終わってから次の使う」「メイワクカケナイ様にスル」「ワルカッタ」・・・ご自身に言い聞かせるようにその言葉一つひとつを書き込んだお父様の気持ちと葛藤を思うと胸が張り裂けそうになります。
以前は当たり前に出来ていたことが難しくなったり失敗してしまったり、その度にそばで支えてくれる奥さんに申し訳なさや迷惑かけたくないという想いで必死に頑張られていたのでしょうね。
自分の親と重ねて涙が溢れてしまいます。
症状が軽い時に書かれたと思われるメモも
また、症状が軽い時に書いたと思われるこんなメモも見つかったそうです。
多くの方からの父を祈るツイート本当に感謝いたします。必ず父に伝えます。
落ち着いた時に返信等させて頂きます。
別の所から、症状が軽い時に書いたと思われるメモも見つかりました。この時はまだ症状の自覚も少なかったのかも知れません。
母に厳しく言われてたような感じも見受けられます。 pic.twitter.com/HLN9Ld649j— バスマン (@BUSMANTHEWORST) 2019年12月5日
お父様が記憶を繋ぎとめよう、どうにか対処しようと努めた様子、そして一方でお母様も支える側として大変苦労されたことが伝わりますよね。
このノートはご両親どちらも頑張った証であり、バスマンさんにとってきっと大切な宝物となることでしょう。