
"下水道で生き抜いていた兄妹犬"が救出され、人間に対して徐々に心を開いていったという出来事が、アメリカを中心として話題になっているのでご紹介します。
「下水道で生活している2匹の犬がいる」
そのような連絡を受け、アメリカ・カリフォルニア州で活動している動物保護団体が現場に向かうと、そこには下水道の中で怯えながらたたずむ2匹の兄妹犬がいました。
近づいていく動物保護団体のスタッフを警戒します。前にいるのが兄。終始、妹を守るようにかばっている姿が印象的だったといいます。
食べ物を差し出しても、警戒して手をつけようともしません。
それでもスタッフは、2匹の犬に優しく声をかけ続けます。
長い時間をかけてスタッフが接していくうちに、徐々に心を開いていきます。
そして、スタッフと一緒に陽の当たる場所へ。
外の世界は久しぶりです。
長く伸びた体毛をすっきりとし、シャンプーします。下水道で見つかった時とは見違えるほどきれいに、本来の姿へ。
現在、2匹を一緒に引き取ってくれる里親を募集中
兄妹が離れ離れになることがないように、2匹を一緒に引き取ってくれる里親を募集しているそうです。優しい飼い主さんが早く見つかるといいですね!
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出典:YouTube