春の訪れを知らせる「ユキヤナギ」の花言葉は?その名前の由来は?

「ユキヤナギ」は春の訪れを教えてくれる花といえます。
そして、かわいい白い花を咲かせることもあり、園芸用に植える植物としても人気です。

ここでは、そんな「ユキヤナギ」の開花時期や特徴、花言葉について解説していきます。

ユキヤナギとは?

 

まずは、ユキヤナギがどのような植物なのかを見ていきましょう。

ユキヤナギの特徴

ユキヤナギは、バラ科シモツケ属の植物です。
その名の通り、柳の木に白い雪が積もっているのを連想させるような外見をしています。

小さい花が密集していて、可愛らしい印象を受ける植物となっています。

ユキヤナギの開花時期

ユキヤナギの開花時期は、春の始まりとなる3月から初夏といえる5月頃です。
その最盛期は4月ですが、2月頃から出回ることもあります。

花持ち期間は7日ほどで、1つの枝にたくさんの花を咲かせるのが特徴です。

その名前は冬に咲く姿を連想させますが、春に咲く花というのがポイントです。

ユキヤナギの原産

ユキヤナギの原産は、日本や中国とされています。
庭木として育てられることもあるユキヤナギは、高さは約1m~2mほどまでしか育たない低木に分類される植物です。

ユキヤナギの名前

 

ここからはユキヤナギの名前に関して見ていきましょう。

ユキヤナギという名前はその咲き様から

漢字表記が雪柳となるユキヤナギ、この名前は柳のように細長い枝に咲く白い花が雪が積もっているように見えるところから来たとされまsう。
たしかに、満開のユキヤナギは雪が降り積もったと錯覚するような花姿をしています。

その美しい純白の姿からユキヤナギという名前がつけられたわけですね。

ユキヤナギの別名「コゴメバナ」

雪柳は、コゴメバナという別名があります。
その漢字表記は、小米花となります。
これは散ったユキヤナギの花が、米を撒いたように見えるところから来ているのだとか。

ユキヤナギの花言葉

 

次にユキヤナギの花言葉についても見ていきましょう。

愛嬌・愛らしさ

ユキヤナギには、「愛嬌」「愛らしさ」などの花言葉があります。
これらの花言葉は1cmにも満たない小さくてかわいい花姿から来ていると考えられています。

殊勝・気まま

ユキヤナギには、「殊勝」「気まま」という花言葉もあります。
こちらもまた、ユキヤナギが純白の花を咲かせる姿から来ていると考えられています。

静かな思い

ユキヤナギには「静かな思い」という花言葉もあります。
これは、枝を覆い隠すほどたくさんの花を咲かせるのに、物静かな印象を受けることから来たともされています。

似た花を咲かせる「コデマリ」との違い

 

ユキヤナギと似た花にコデマリという植物があります。
最後にそれらコデマリとの違いについても見ていきましょう。

開花時期の違い

ユキヤナギとコデマリは、開花時期が異なります0。

コデマリは4月~5月頃に咲くとされていますので、ユキヤナギよりも少し遅く咲き始めるということになりますね。

花を咲かせる箇所の違い

ユキヤナギとコデマリは、花が咲させる箇所も違います。

コマデリは葉の付け根に5cmほどの花を咲かせます。
そのため、ユキヤナギのように枝そのものに花が咲く植物とは咲き方が大きく異なるわけです。

まとめ

春の訪れを教えてくれるかのように、3月頃から咲き始めるユキヤナギ。
その花はとても可愛らしく、小さな花が木の枝に積もるように咲きます。
その花姿から、春に咲く花ながら雪柳という漢字表記する名前が付けられたのです。

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