
アニメ「エヴァンゲリオン」とコラボレーションした新幹線「500 TYPE EVA」車両が博多総合車両所(福岡県那珂川町)にて報道陣にお披露目されて、話題となっています!
この車両は山陽新幹線の開業40周年およびアニメ「エヴァンゲリオン」TV放送開始20周年となることを記念したプロジェクトの目玉として、新大阪~博多間で運行する予定です。
「エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明氏が監修。メカニックデザイナーである山下いくと氏が車両をデザインしたとのこと。そして、チャイムには主題歌「残酷な天使のテーゼ」が採用されているそうです。
「500 TYPE EVA」は、山陽新幹線「こだま」として運行中の「500系」1編成の内外装を改造したようで、外観はアニメの「エヴァ初号機」のような雰囲気に。車内にもアニメの世界観を楽しめるさまざまなコンテンツが用意されているといいます。
目次
「エヴァンゲリオン」の世界が楽しめる4つのコーナー
1号車は展示・体験ルームになっていて、アニメの世界が楽しめる以下の4つのコーナーが設置されているそうです。
・新幹線×エヴァンゲリオンパネル
・フォトスポット
・ジオラマ
・実物大コックピット搭乗体験
1号車の入り口。
実物大コックピット搭乗体験のコーナー。搭乗後、コックピットがパイロットを自動認識します。すると、正面と左側のモニタに文字が表示され、エヴァンゲリオンが起動。発進すると、モニターに新幹線の前面展望映像などが流れ始め、使徒、そして弐号機とともにアスカが登場。自分の手を使ってATフィールドを破るなど、ストーリー性とゲーム性を楽しめるようになっているそうです。
ちなみに、展示ルームへの入室と実物大コックピット搭乗体験については、インターネットなどより事前に予約する必要があるそうです。詳しくはこちらをご参照ください。
こちらは、パネルやジオラマが設置されているコーナー。
ジオラマ。
2号車は「EVAデザイン」を施した車内空間
「EVAデザイン」を施した車内空間で、通常の「自由席」として利用できるそうです。「NERV(ネルフ)」マークが通路や日よけ、側壁などに描かれています。
こちらは喫煙ルーム。
ちなみに「500 TYPE EVA」は8両編成。3号車から8号車の内装通常の車両と変わらないそうです。
500系車両を使用した理由
今回、エヴァンゲリオン仕様になった車両は、JR西日本の500系新幹線。同社によるとエヴァンゲリオンとコラボするにあたり、その形状、また技術へのこだわりがエヴァンゲリオンの世界観と共通していることから、この500系車両を使用することにしたそうです。
運転期間
2015年11月7日(土)から2017年3月まで新大阪から博多間を1日1往復する予定。博多6時36分発~新大阪11時14分着の「こだま730号」、新大阪11時32分発~博多16時07分着の「こだま741号」として走るそうです。
さらに、2017年3月までの期間にわたって、記念旅行商品や記念グッズの販売などさまざまな催しが予定されているそうです!エヴァンゲリオンのファンにはたまりませんね!
<お披露目時の様子>
出典:YouTube
<実物大コックピット搭乗体験>
出典:YouTube
出典:www.500type-eva.jp / tetsudo-shimbun.com