洋ランの仲間として知られている植物、それがシンビジウムです。
これらシンビジウムは淡い色の花を咲かせることで知られています。
今回はそれらシンビジウムがどのような植物なのか解説します。
ここでは特にその特性だけでなく、花言葉なども説明します。
目次
シンビジウムとは?
まずはシンビジウムがどのような花なのかを見ていきましょう。
特徴
シンビジウムはラン科シンビジウム属に分類される植物です。
これらシンビジウムはラン科の中でもとても丈夫な種類とされます。
実際に寒さにも強い性質を持っていて育てやすい品種です。
事実、植え替えこそ定期的に必要なものの明るい日光に当てて水を与えればすくすく育つ品種とされています。
開花時期
シンビジウムの開花時期は12月~2月頃とされています。
それらシンビジウムの花姿は小型から中型、大型まであります。
それでいて花色は優しい色合いをしているものが多いです。
特に華やかさは感じられないが、落ち着いた美しさがあることで長らく愛されている植物となります。
なお、種類によっては花茎が直立するものや弓状になるもの、下垂するものがあるなど多種多様な形状を持っています。
それらもシンビジウムの花の魅力と言えるでしょう。
原産
シンビジウムはインドやミャンマー、タイ、中国、フィリピン、インドネシアなどのアジアに広く分布している植物とされています。
それらアジア諸国を原産とする説が主流となります。
ただし、オーストラリアなどにも自生しているそうです。
特に原産地では樹木に着生したり、根元に地生したりします。
これらの特性は「半着生」と呼ばれ、他のラン科の植物にも見られる特徴です。
シンビジウムと言う名前
ではシンビジウムという名前はどこから来たのでしょうか?
ここからはその名前の成り立ちについてもまとめます。
名前の由来
シンビジウムの学名は「cymbidium」とされています。
シンビジウムはその学名から来ている名前なのです。
ちなみに、これはギリシャ語で舟を意味する「cymbe」と形を意味する「eidos」をくっつけて作った造語とされています。
これらはシンビジウムの花びらが唇状で、舟の形を想起させることから来ているそうです。
シンビジウムの花言葉
最後にシンビジウムの花言葉についても見ていきましょう。
全般的な意味の花言葉
シンビジウムの全般的な花言葉は「飾らない心」「素朴」などです。
これらはシンビジウムの花色から来ていると考えられています。
事実、シンビジウムの花はあまり派手ではありません。
むしろどちらかと言うと地味な方かもしれません。
しかし、それが慎ましい色合いであるからこそ「飾らない心」や「素朴」という花言葉が付けられたと考えられているのです。
色による花言葉
さらにここからはシンビジウムの色別の花言葉も見ていきましょう。
ピンクのシンビジウムの花言葉
ピンクのシンビジウムは「素朴」という花言葉を持ちます。
これは全般的な花言葉と同じく、花姿や花色から来ています。
実際にシンビジウムは他のラン科の植物と比べて慎ましい姿や色で知られているのが特徴です。
白いシンビジウムの花言葉
白いシンビジウムは「深窓の麗人」という花言葉を持ちます。
これは高級感溢れる花姿から連想されたものと考えられています。
確かに純白のシンビジウムはとても美しく、つい見とれてしまいそうです。
黄色のシンビジウムの花言葉
黄色いシンビジウムは「誠実な愛情」「飾らない心」という花言葉を持ちます。
これはシンビジウムの花色から来ていると言われています。
事実、シンビジウムは他のラン科の植物に比べてパステル調で落ち着いているのが特徴です。
そこからこのような花言葉が生まれたとされているとか。
まとめ
シンビジウムは日本でも目にするラン科の植物となります。
特に洋ランの一種として園芸などで支持されています。
それらシンビジウムはアジアに広く自生する他、オーストラリアなどにも棲息する植物です。
シンビジウムは花言葉も多々あるので、もし誰かに花をプレゼントする際は花言葉を添えて贈ってみてはいかがでしょうか。
きっと喜ばれるはずです。