夏のアジングは数釣りシーズン!?夏アジングを楽しむための攻略パターン!!

物心ついたころには竿を握り、ひたすら魚釣りを愛してきた筆者「ぎちょん」が、夏のアジングについて独自の目線・経験にてお話させて頂きます。

 

この記事では、以下の内容について記載していきます!
・夏のアジの特徴とは??
・夏のアジを釣る為のポイント選び
・ルアーの動かすスピードに気を付けよう!!
・夏の海の大敵「赤潮」とは
・夏の釣り場での注意点
・まとめ

夏のアジの特徴とは??

夏アジングは1年の中でアジの活性も高く、大きいサイズは釣りにくくなりますが数釣りが楽しめるシーズンになります。日中は茹だるような暑さで外に出ることも億劫になってしまいますが、夜は暑さも和らぎ、夜遊びをするにはちょうどいい気温になりますので、アジングも快適にできちゃいますね。
夏は豆アジが多いシーズンですが、その豆アジを釣り上げるのも案外難しく、ついつい熱中してしまう程、面白かったりします。
今回はそのような夏のアジングについて書かさせて頂こうと思います。

夏のアジを釣る為のポイント選び

アジを釣るためのポイント選びとして、基本的な考え方は年中通して一緒です。つまりはベイトが溜まるところ、常夜灯や潮のヨレなどですね。夏のアジングの際は、この基本的な考え方+αで選択していくことが大事になってきます。そのプラスで付け加えるものは「酸素含有量」です。
酸素含有量が多い場所として、潮通しがいいところ、風が吹いて波立っているところ、近くに川があるところなどが挙げられます。したがって無風で潮の流れもなく、湖のようになっている場所は避けた方がいいでしょう。

ルアーの動かすスピードに気を付けよう!!

豆〜中型のアジのベイトはベイトフィッシュよりプランクトンがメインとなっていることが多いです。そのためアクションの仕方としては、激しめに動かすよりはゆっくりがポイントとなってきます。ゆっくりとしたアクション、動かし過ぎないアクションを出すためにはロッドの選択もポイントです。張りの強めなロッドよりも柔らかめな、レギュラーからスローテーパーのロッドがプランクトンパターンでは扱いやすいでしょう。また小さなアジになるほど、フッキングの際に口切れを起こしやすかったりするので、アワセややり取りの際にもバラしてしまうことが少なくなってきます。そこで柔らかめなロッドを使用することで、ソフトなやり取りが出来、口切れなどを予防してくれます。

ここまではゆっくりしたアクションがいいですとお話してきましたが、速いスピードで動かした方がいい場合もあったりします。速いアクションはリアクションバイトや活性の高いアジを手返しよく狙うことが出来るので、スローばかりではなく早いテンポでの釣りも試すとより多くのアジを釣ることが出来るのではないかと思います。遅いアクション、速いアクション、その中間ぐらいを状況に応じて使い分けることが大切ですね!

ジグヘッドの重さの選択もフォール時のアクションスピードに関係してくるので、こちらも軽いジグヘッドから重いジグヘッドをローテーションし、その日のパターンを探してみて下さい。

 

夏の海の大敵「赤潮」とは

海で魚釣りをしていて避けたいものの一つ、それが「赤潮」です。
赤潮とは、海水中でプランクトンが異常に増殖して、そのために海の色が変わる現象です。
赤潮は富栄養化したところで発生すると言われており、海水が富栄養化した状態のときに太陽の光を多く浴びると、多くのプランクトンが発生します。赤潮が釣れないと言われているのは、その増殖したプランクトンが魚のえらにつまったり、プランクトンが一斉に呼吸することで水中の酸素含有量が少なくなるので、魚が酸素不足となってしまうからと考えられます。
赤潮が発生している状態ではあまり良い釣果にはならないので、こういった場合は思いきって場所を大きく変えることも必要です。
そこから場所移動が出来ない場合は、赤潮の影響が少しでも少ないであろう水深のあるボトム周辺を重点的に狙ってみるといいでしょう。

夏の釣り場での注意点

夏の釣り場でやはり気になることが、「暑さ」と「虫」です。夏場は夜間といえど汗をかくような場面も多くあります。そのため夜間でも熱中症の症状を起こしてしまうことがあるため、水分補給などはこまめにしておく方がいいでしょう。そして、夏の釣りでぎちょん的嫌なことナンバー1は「蚊」や「ブヨ」などの虫です。釣りをしていて耳の周りでプーンと聞こえるモスキート音…最高に集中力を削いでくれます笑。ぎちょんが夏場に釣りをしている時は足元に蚊取り線香、全身に虫除けスプレー、ラッシュガードのフードを被るなどで釣りに集中出来る環境を作るようにしています。最近では虫を寄せないような素材が使われているウェアもあったりするので、そういったもので対策するのも良いですね。
また、人気のシーズンということもあり、釣り人が多くなります。その時に気をつけて頂きたいというか、モラルのある人なら常識ですが、「マナーを守ること」を忘れずにお願いします。挨拶や船のロープにルアーを引っ掛けない、変なところに駐車しないなどありますが、せっかく楽しいアジングをそういったマナーが守れていないことで不快な思い出にならないように、皆さん注意しましょう。
マナーの話で思い出しましたが、つい最近アジングに行った際も何にも言わずにぎちょんの2メートル横で釣りを始める人がいました。そこは頭上に低めの電線もあり、オーバーヘッドで投げると引っかかる可能性もあるようなところです。サイドハンドで投げたら当たってしまうぐらいの距離に入られたので、流石にぎちょんも「キャストする時にルアーが当たるのでもう少し離れてもらえませんか」とこちらから声をかけました。皆さんもいきなり知らない人が2メートル横で何も言わずに釣りを始められたら不快に思いませんか?
長い間釣りをしていますが、マナーを守れていない人は結構多いです。楽しいアジングが出来るように皆さんも気をつけて下さいね。

まとめ

夏のアジングについて書かさせて頂きました。夏場は日中に釣りをするのは人間的にもきついシーズンです。そんな時はナイトアジングで涼みながらアジに遊んでもらいましょう!アジも厳しいシーズンに比べるとアタリも多く、より身近な漁港などでも釣りやすくなってきます。また、この時期だからこそ楽しめる「豆アジング」も是非やってみてもらいたいなと思います。やったことがある方は分かると思いますが、想像以上に釣り上げるのは難しいですよ笑。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事