Twitterで話題となった40年前の素敵なエピソード!
自分が困った時に他人に助けてもらった経験というのはとても尊いものです。
そして、そんなご恩に何かで報いたいという想いもまた尊いですよね。
この度Twitterで話題となったSeiwaさんのツイートはそんな想いが良く伝わる素敵なエピソードが綴られていました。
目次
4円しかなかった・・・
財布に4円しかなく水しか飲めず余りの辛さに近くのパン屋さんへ頭を下げこれしかないのですが耳を分けてくださいとすがった事があってお金なんて要らないから全部持ってお行きと。なんてありがたい事か!命救われ一年後必死で貯めたお金でセーターを編みお礼に伺うと笑顔で抱きしめてくれて今でも感謝.
— Seiwa (@seiwa17850) July 14, 2022
こちらのエピソードがあったのは現代から約40年前のことなのだそうです。
パン屋さんの優しさも、その優しさに恩返しをという想いで必死に返されたSeiwaさんの気持ちが本当に素敵ですよね。
しかも、お返しを持って行った際のパン屋の奥さまがSeiwaさんを抱きしめる様子なんて、本当にドラマのワンシーンのように脳裏に浮かびます!
Seiwaさん曰く、当時流行のモヘアのセーターの既製品は高価だった為、ご自身が得意な編み物(Seiwaさんのお母さんは洋裁和裁手芸の先生)で自らセーターを編むことを思いついたそうです。こんなお返しを持ってきてくれてきっとパン屋の奥さまはとっても嬉しかったことでしょう!
エピソードの背景
このお話のあった今から40年前、Seiwaさんはお父様の残した借金の返済のため昼夜問わず3つのお仕事を掛け持ちし借金の返済に追われる日々だったそうです。
このエピソードの時は、給料日まであと6日という段階での出来事で、仕事をするためにも何とか食べて体力を保つ必要があり、苦渋の決断の中で必死の思いでパン屋さんにお願いされたそうです。
そんな中、受けた恩をどうにか返したいと、そもそも少ない生活費の中から材料費を捻出、寝る間を削って編み物を完成させ、1年後に少しのパンを買いにお店へ訪れ、お礼と手編みのセーターを渡されたそうです。
その際に、パン屋の奥さまはSeiwaさんを抱きしめてくれたそうですが、きっとSeiwaさんの気持ちや寝る間を惜しんで編まれたであろうセーターの事など、色々汲んでの行動だったと思います。
その後、Seiwaさんが引っ越されるまで約2年間パン屋の奥さんにはとても可愛がっていただいたそうです。
因みにセーターは店先に出られる際にも着られていたそうです!
ツイートを見た人たちからは
この素敵なエピソードのツイートは8.7万件以上のいいねが寄せられていました。
「素敵なエピソードをありがとうございます。」「世の中捨てたもんじゃない」「こういうエピソードで溢れてほしい」「涙が止まりません」
など多くの反響が寄せられており、多くの方の心に響いたようです。