
シカゴ川という都市シカゴの中を走る川。
大きなこの川が、なんと目を引く蛍光グリーンに染まっていました!!
非常に人工的な色合いなので、何かの事故のようにも見えますが・・・、これはある行事に合わせて行われているものなのだとか。
目次
川の色がスゴいことに!!
シカゴ川は、アメリカ・イリノイ州最大の都市シカゴを流れる全長251kmの河川です。
シカゴの東にあるミシガン湖から流れてくるこの川が・・・

一面、鮮やかな緑色に染まっているではないですか!!
しかも、この色は苔などの自然による緑ではなく、塗料などによる人工的な蛍光グリーンです。

そこに、観光客らしき人たちを乗せた船がやって来ましたが・・・、この人達は川の様子を見て慌てふためいた様子はありません。
むしろ、この人達はこの光景が見たかったことでしょう。
『ある祭日』が関係していた!
川が一面、人工的な緑色に染まっているシカゴ川。

実はこれ、「セイントパトリックス・デー」と呼ばれる祭日にちなんで、わざと川が染色されているのです。
「セイントパトリックス・デー」というのは、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日に当たります。
その日は、カトリックにおける祭日であり、アイルランド共和国では祝日となっています。
シカゴでは、子供たちが緑色のものを身につけたり、大人たちは緑色に染めたビールを飲んで祝う日となっているそうです。
この風習から、「緑の日」なんていわれることもあるんだとか。

きっと、この船に乗っている人たちは、「セイントパトリックス・デー」で緑色になっているシカゴ川とそこからの景色を見るのが目的なんでしょうね。
動画はこちら
シカゴの町の中を走るシカゴ川。
その川が蛍光グリーンに染まっているという不思議な光景は、こちらの動画からご覧いただけます。