初めての釣りで怒られないために!海釣りのマナーやルールを知っておこう!

物心ついたころには竿を握り、ひたすら魚釣りを愛してきた筆者「ぎちょん」が、釣りのマナーやルールついてお話させて頂きます。

 

この記事では、以下の内容について記載していきます!
・海釣りはマナーに厳しい?
・押さえておきたいマナーやルール
・意外と見落としがちなマナー
・まとめ

海釣りはマナーに厳しい?

近年、コロナの影響により密を避けられる遊びとしてキャンプや釣りなどのアウトドアブームが来ています。それに伴い釣り人口も大幅に増加しているようです。そのような状況で問題となっているのがマナー違反やルール違反です。世の中には一般的なマナーやルールもありますが、やはり釣り特有のマナーやルールといったものがあります。釣り特有のことについては知らないという人も多いと思います。
最近ではマナー違反やルール違反がテレビのニュースやネットニュースにもなってしまうなど特に見かける機会が多く、問題視されています。初めての釣りで怒られないためにも、この機会に是非覚えてもらえたらと思います。

押さえておきたいマナーやルール

押さえておきたいマナーやルールとして、以下のものを挙げてみました。

①ゴミを捨てない
釣り場でよく見かけるというより、絶対に見るものがゴミです。特に釣りのしやすい堤防や漁港では必ずあります。絡まった仕掛けがそのまま捨ててあったり、お弁当の容器が捨ててあったり…。ゴミは絶対に持ち帰るようにしましょう!!

②挨拶をする
釣り人同士もですが、特に漁港関係者の方や地域の方への挨拶も大切です。他人の住んでいる地域、漁師さん達の仕事場である漁港に踏み行って、魚釣りを”させてもらっている”わけですから、お互いが気持ちよく過ごせるように心がけましょう。

③釣り禁止、立ち入り禁止の場所で釣りをしない
最近、テレビのニュースでも取り上げられていましたね。釣り禁止の防波堤などで釣りをしている人にインタビューもされていました。釣り禁止や立ち入り禁止となっている場所にはそうなっている理由があります。釣り禁止、立ち入り禁止とある場所では魚釣りをしないようにしましょう。

④漁港内でバーベキューなど火気を使わない(使いたい場合は漁協の方に確認をする)
たまに漁港内で炭をおこして大人数でお酒を飲みながらバーベキューをしているのを見かけることがあります。漁港は漁師さん達の仕事場です。自分の仕事場で知らない人達がいきなりバーベキューを始められたらどう思いますか?

⑤決められた駐車スペースに駐車する
釣り場によっては駐車スペースがなかったりすることもよくあります。そういう場合は近くの駐車場を探す、邪魔にならないスペースを探して駐車するのが一般的です。しかし、中には明らかに迷惑になるだろうというところに駐車している車もあったりします。
通行の妨げになったり、事故の原因にもなりかねないので、駐車する時はこのような点に注意しておきましょう。

⑥夜中に大声で騒がない
魚釣りでは夜にしか釣れない魚や、夜になると釣りやすくなる魚がいます。
友達や仲間と釣りをしているとついつい盛り上がってしまい、声が大きくなってしまうことがあるかと思います。
盛り上がってしまうのは仕方ないとは思いますが、周りの人や、近隣の住宅に迷惑がかからないように注意しましょう。

これらは一般常識的なマナーやルールといったところですね。しかし、こういったことがなかなか出来ていないのが現状です。マナー違反やルール違反が積み重なることで、釣り禁止となってしまう場所も増えてきています。釣りをする場所を守っていくためにも、このような最低限のマナーやルールというのは守っておきたいですね。

意外と見落としがちなマナー

次に、釣りをしている人達からしたら当たり前だけど、初めて釣りをされる方ではちょっとわかりにくいものを紹介します。

①先行者の隣に入るときには挨拶をしよう
堤防などで釣りをする場合、先行者がいることも多いです。隣に入らせてもらったりする場合は「隣でやらせてもらっていいですか?」など、一言挨拶しておきましょう。
釣りをする場所は基本的には先行者優先です。大体は「どうぞー」と言ってくれることが多いですが、たまに無視したり、断られたりする場合もあります。そんな時は無理に交渉せず、引いてしまった方が無難かと思います。後々トラブルになったりしたらせっかくの楽しい釣りが台無しになってしまいますからね。

②えさ(サビキのアミや撒き餌など)の汚れは洗い流そう
サビキ釣りや撒き餌などを使用して魚釣りをする場合、必ずと言っていいほど地面に餌がこぼれてしまいます。それを洗い流さず、放置しているとすごく臭くなってしまいます。水汲みバケツや、ブラシなどを持って行き、釣行後は綺麗にして帰りましょう。

③ライフジャケットをつけよう
筆者が釣りをしていてよく見かけるのがライフジャケットをつけていない釣り人です。船釣りや渡船を利用するときにはつけていないと船に乗せてもらいなかったりもしますが、波止や堤防などの釣り場ではそういった強制力はありません。最近ではテレビやYouTubeなどでも必ずライフジャケットを着用を促していますね。
泳げるから大丈夫!とか、海に落ちるなんてことはない!と思っていても、いざ海に落ちたらパニックになって冷静ではいられなくなるものです。
自分の命や家族、友達の命を守るためにもライフジャケットは着用しましょう。

④船が近づいてきたら仕掛けを回収しよう
漁港などで釣りをしている場合、漁師さんの船だったり、渡船屋さんの船などが近くを通る事があります。そういった時は仕掛けを回収しましょう。漁師さんの船が釣り人の仕掛けを巻き込み、トラブルになる様な話も聞いたりします。優先権は船にあると思っておきましょう。

⑤隣の釣り人の邪魔になるようなことをしないようにしよう
どのようなことが邪魔になるのかというと、隣で過度に騒ぐなど、常識的なこと以外にも気をつけて欲しいことがあります。
それは隣の釣り人が釣りをしている範囲を考えずに仕掛けやルアーをキャストしてしまうことや、勝手に人のクーラーを開けたり、動画を触ったりすることなどです。筆者もこういうことをされた経験がありますが、結構不快な思いをしました。
相手がどんな釣りをしているのかわからないといった場合は、声をかけて、自分のやりたい場所は邪魔にならないか確認しておくと良いでしょう。

⑥漁師さんの道具を勝手に移動させたりしない
釣り場によっては漁師さんが使っている網やロープ、カゴなどが置いてあることがあります。漁師さんの大事な仕事道具なので、勝手に使ったり、移動させたりしないようにしましょう。

⑦船や、ロープの近くでは釣りをしないようにしよう
魚種によっては、船が作る影に集まるということもあります。釣り雑誌などでも船の下がポイントですと書いてあることもあります。しかし、そういったポイントで起こってくるのが、ルアーや仕掛けが船やロープに引っかかってしまうということです。釣り人が多いような漁港では、ロープに鈴なりのようにルアーや仕掛けが絡まっているのを見かけます。
キャストや仕掛けの操作によほど自信があるという人ではない場合、このような場所で釣りをするのは避けておいた方が無難です。⑧⑧場所のルールは事前に確認しておこう

釣り堀や釣り公園などにはそこの施設で決められているルールがあります。例えば、ルアー釣り禁止、えさ釣り禁止など。そのような場所はホームページなどに情報が書いてある場合が多いので、事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

海釣りのマナーやルールについて書かさせて頂きました。
一般的なマナーや、釣り特有のマナーなど色んなことに気をつけないといけないなと初心者の方達は気が重くなるかもしれません。しかし、このようなマナー違反が原因で、釣り禁止の場所が増えてきているのも事実です。
今後も釣りができる場所を維持していくためにも、この度の内容を意識しながら、魚釣りを楽しんで頂けたらと思います。

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