スマートフォンの普及により、歩きスマホによる事故が年々増加し、アメリカでは「歩きスマホ規制条例」が制定され、違反すれば85ドルの罰金が課されるなど、大きな社会問題となっています。そんな現状を少しでも改善しようと、NTTドコモが、江戸時代の大名による参勤交代をモデルにした啓蒙動画を公開し話題になっています。
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歩きスマホには危険がいっぱい!
参勤交代に出発しようとしている大名行列が、全員で歩きスマホをしていたらどんなに危険があるかという動画です。現代の危険も想像しつつご覧ください。
人にぶつかる
スマホの画面に集中してしまうと、近づく人に気づくことができません、不要なトラブルを招くこともあるので注意しましょう。
池に落ちてしまう
この動画では池ですが、電車の行き交うホームから落ちてしまえば、命を失うかもしれませんよ。
バナナの皮で滑って大惨事に
スマホを見て、下を向いているからといって、危険物を見つけられるとは限りません。転んだ場所が悪ければ、多くの人に迷惑をかける可能性もあります。
歩きスマホをすると前が見えず、危険が迫っても直前まで気づくことができないので気を付けましょう。
危険だけどやめられない
実は、歩きスマホが危険な行為であるとほとんどの人が認識しています。
「99%が歩きスマホを危険だと思うと回答、73%が歩きスマホの経験あり」
しかし、それでも73%もの人が歩きスマホの経験ありと答えることから、その依存性の高さがうかがえます。
動画の最後が「皆の者、おもてをあげよ」で締めくくられているように、しっかり前を向いて歩くことを意識するべきですね。
江戸時代とは違い、電車や車が普及した現代では、歩きスマホの危険性は段違いに高くなっています。自分の身を守ることだけでなく、他人に迷惑をかけてしまう重大な事故を起こさないためにも、歩きスマホは絶対にやめるべきですね。
<動画はこちら>
出典:Youtube