アンケートから見る「幸福度」。金銭面では思うところがある反面、家族との関係値は高いという結果が!!【2023年アンケート調査】

タメニー株式会社は、アンケートによる主観的幸福感に対する調査を実施。
その結果を全体・男女別・既婚未婚・年代別・地域別にしてまとめました。

ここでは、その調査結果による幸せを感じているのか、どのような点に不満をいだいているのかといった調査結果を解説していきます。

全国で行われた幸福度の調査結果

 

今回行われた調査では、
・家族との関係値
・パートナー(配偶者・恋人)との関係値
・金銭面の状況
・仕事や働き方の状況
・利便性や治安から見た住環境
・健康状況
以上の6項目の回答に対する平均値を点数として算出しています。

全国平均の幸福度

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

今回実施した幸福度調査の平均は25.18点となりました。

そのなかで最も高い項目が「家族との関係値」で、31.88点です。
コロナ禍で家にいる時間も増え、家族について改めて考える人は多かったのかもしれません。
人とのつながりについて大切さを感じた人は多かったのではないでしょうか。

また昨今の物価高が影響しているのか、もっとも低かったのは「金銭面」で19.79点でした。
もっとも高かった「家族との関係値」の幸福度とは12.09点と、10点以上の差が出る結果となりました。

男女別の幸福度

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

男女別の集計結果では、男性が24.79点、女性は25.58点。
男性よりも、女性の方が0.79点幸福度が高いという結果になりました。

なお、項目別の分布状況は男女間で大きな差はないものの、エリア別ではまた違う面が見えてきました。
エリア別では、東海エリアで男女間の差が大きく男性24.12点、女性26.91点。
中国エリアで男女間の差が小さく、男性が24.91点、女性は24.81点となりました。

カテゴリ別の幸福度の調査結果

 

同じデータを、「年代別」や「独身か既婚」で分けた際の調査結果を見ていきましょう

年代別の幸福度

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

年代別の集計結果では、60代の26.31点が最も高く、次いで26.15点の20代、30代が25.46点、40代で24.11点、50代は23.95点となりました。
60代を除くと、若い世代の方が幸福度が高い傾向となりました。

「金銭面に対しての満足度」に対しての回答は、60代が最多で22.80点と、2位で20.26点の30代に2点以上の差を付けました。
他にも、仕事や働き方に対しての満足度や、現在の住環境に対しての満足度もしていますか?」に対しても、60代が最も高い結果となりました。

独身と既婚どちらの幸福度が高い?

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

既婚者1,216人・未婚者1,178人別の集計結果では、すべての質問で既婚者の方が幸福度が高いという結果が出ました。

「配偶者・や恋人といったパートナーとの関係値にどのくらい満足していますか?」の質問には、未婚者にはパートナーがいない方も含まれていますので、当然ですが既婚者が高くなります。
しかし、金銭面、仕事、住環境、健康状態のいずれにおいても既婚者の方が幸福度が高くなりました。
結婚をすれば一概に幸せというわけではありませんが、幸福度の高い方が多いようです。

地域別の幸福度調査結果ランキング

 

次に地域別の幸福度調査結果ランキングを見ていきましょう。

幸福度1位は「近畿エリア」!

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

エリア別の集計結果では、近畿エリアの幸福度が26.08点で1位でした。
「家族」と「パートナー(配偶者・恋人)」に関する2項目で最も満足度が高く、「金銭面」「住環境(利便性・治安)」の2項目も全体の2位でした。

関西は人情の街と言われることも多く、人付き合いに関する項目で1位を独占していることから、地域柄がよく出た結果だと言えるのではないでしょうか。
近畿エリアの方たちに満足度の高い理由を聞いてみました。

【既婚者】
・家族との関係が充実しており、仕事も金銭面、労働環境も安定していて満足している。生活場所も暮らしやすい。また、健康状態も安定しているから(30代男性・既婚者)
・家族全員健康で、楽しい家庭生活を送っている(50代女性・既婚)
・家族や夫、健康や生活環境などに関して、概ね満足しており、大きな不満はない(60代女性・既婚者)

【未婚者】
・おおむね生活に不便や不自由さは感じておらず、人間関係にも恵まれているものの、給与の低さは悩みの種である(20代女性・未婚)
・普通のサラリーマンよりはいい生活をしているから(40代男性・未婚)

2位は「南関東エリア」

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

2位は南関東エリア(25.77点)でした。
「金銭面」と「住環境(利便性・治安)」の2項目で全体の1位を取っており、「仕事(働き方)」は全体の2位、「健康状態」は全体の3位と高い結果となりました。

東京を含む首都圏エリアの南関東は全国でも平均年収の高いエリアで、かつ利便性は世界トップクラスの乗降者数を誇る駅が多数存在することから、1位の項目に関しても納得できる結果となりました。
南関東エリアの幸福度の理由も聞いてみました。

【既婚者】
・よくコミュニケーションをとっていて家庭円満だから(20代女性・既婚)
・それぞれそんなに不満はなく、おおむね良好なので(30代男性・既婚)
・家族での会話が豊かで時間もたくさんとれている。主人とも月2、3回ドライブや2、3か月に1回宿泊を伴う旅行に行けている。とくにお金を節約することなく自由に使える。仕事はしていないが孫の面倒を週2回見ることで誰かのためになっているという実感もある。住んでいるところは40年近く住んでいる。ご近所との関係もいいし、交通の便もいい。健康診断ではすべてA判定。いつも充実感を感じることができる(60代女性・既婚)
・人、物、お金等とくに困ることなく生活できている(60代男性・既婚)

【未婚者】
・家族と頻繁に連絡を取ったり、実家にたびたび帰ったりしているため、コミュニケーションを取れている。日本人の平均年収ぐらいは稼げているので、とくに経済的に苦しいことはない。現在リモートワークが中心のためとくに働き方に不満はない。現在の住居は、都内の主要な駅に大変近いため、交通アクセスが良く満足している。現在とくに大きな病気はしていないため、健康面については満足している(30代女性・未婚)

ランキング詳細

以下はエリア別のランキングと項目の詳細になります。

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

リリース:『タメニー幸福度調査2023』

 

調査概要

【調査期間】2023年3月14日〜2023年3月20日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】2,394人
【調査対象】全国20代~60代男女
【モニター提供元】DMR

※エリア毎且つ、男女、既婚者・未婚者が識別できるように実施
1 北海道
2 東北(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、新潟)
3 北関東(茨城、栃木、群馬、山梨、長野)
4 南関東(埼玉、千葉、東京、神奈川)
5 東海(静岡、岐阜、愛知、三重)
6 北陸(富山、石川、福井)
7 近畿(滋賀、京都、奈良、和歌山、大阪、兵庫)
8 中国(鳥取、島根、岡山、広島、山口)
9 四国(徳島、香川、愛媛、高知)
10 九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)

※各項目の数値は小数点第三位を四捨五入していますので、各項目の合計が100%とならない場合がございます

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