仕事を続ける上で非常に重要になる「モチベーション」。
世の人は、なにをモチベーションとして生きているのか。
ここでは、アリナミン製薬株式会社がおこなった「年末年始のやる気・モチベーションに関する調査」のアンケート結果から世の中の動向を見ていきましょう。
目次
仕事のモチベーションにつながるものに関する調査
どのような要素がモチベーションにつながるのか、その要素について見ていきましょう。
モチベーションにつながるのはどっち?
自分のとった行動で自分自身が満足した時と、他人が喜んでくれた時で、どちらの方がモチベーションに繋がりやすいのか。
この質問には68.4%、つまり約7割の人が「自分が満足した時」と回答しています。
みんなの日々のモチベーションにつながる要素は?
日々のモチベーションに繋がっているものにまつわる調査では、男女ともに「給料・ボーナス」が最多でした。
「休日」や「趣味」の割合も高く、自分のプライベート時間を確保する意見が多く見られました。
次に多かったのは、男性は「達成感(20.0%)」、女性は「推し活(16.0%)」となっています。
「モチベーション」はどうやって高めている?
日々のモチベーションを高めるために行っていることや自分へのご褒美の値段についての調査結果を見ていきましょう。
モチベーションを高めるためにみんななにをしている?
男女の差が目立ったのは「美味しいものを食べる」「自分へのご褒美を買う」という回答です。
8.8%の差で女性の方が自分へのご褒美をモチベーションにしている人が多いことが分かりました。
また、「推し活」や「親しい人に愚痴をはく」という回答も女性の方が多い結果が出ています。
一方、男性は女性と比べて「ジムに通う・運動する」という意見が多いことから、モチベーションとなる要素の男女の違いが見て取れました。
「自分へのご褒美」はいくらくらい?
自分へのご褒美にいくらまで出せるかという質問には、半数以上が10,000円未満と答えています。(5,000円未満が35.8%、5,000円~10,000円未満が20.2%)
わずかながら「100,000円以上」と回答を寄せている人もいました。
ささやかな楽しみから大きな楽しみまで、様々な形での「ご褒美」が自分のモチベーションとつながっているようです。
逆にモチベーションが下がる要素は・・・
最後にモチベーションが下がってしまう要因についての調査結果を見てみましょう。
モチベーションが下がる原因となる要素
どのような時にモチベーションが下がるかという質問に対して、一番多かった回答は48.0%の「連休明け」でした。
楽しい休日から一転して、仕事モードに切り替えなくてはいけないこのタイミングはどうしてもモチベーションが下がりやすいようです。
他にも42.4%の「疲れている」、39.8%の「失敗した」といった回答が続いています。
まとめ
「給料・ボーナス」といった一番わかりやすい成果が仕事のモチベーションに一番つながると考えている人は多いようです。
逆に、リラックスした連休明けが一番低下する傾向にあるようです。