
「人生に悩んだ時」にどんな行動を取るのでしょう。
「占いカウンセラー」の養成と普及活動を行っている株式会社インフルスターラボがアンケート調査をした結果、相談相手などにはある傾向が見られることが判明しました。
目次
調査概要

・調査期間:2022年10月11日~12日
・調査対象:20歳~59歳の男女
・調査手法:インターネット調査
・サンプル数:1,000人
・調査地域:全国
・調査会社:アイブリッジ株式会社
悩んだ時のみんなの行動
最初の質問項目は、「これまで悩みが生まれた時、どのような行動を取りましたか」というもの。
その回答結果を見ていきましょう。
悩みを抱えた時の行動にまつわるアンケート結果

このアンケート結果によると、悩みを抱えた時には「誰かに相談する」が42%でトップの回答となりました。
誰かも話を聞いてもらおうとする行動を取る傾向にあるということになります。
誰か特定の人に相談を持ちかけるのではなく「ネットで情報を探す」という回答も39%と相談にかなり近しい回答率を得た行動もあります。
調べれば解決できる内容ならば、わざわざ誰かに話すこともなく自力で解決の糸口を求めるといった手段を取る人も多いということになるのでしょう。
他にも「本を読む」という、ネットで解決策を探すという行動に似た方法を取るという回答も16%あるという結果が出ています。
相談相手は誰?
「悩みが生まれた時、どのような行動を取りましたか」という質問に対して、「誰かに相談する」という回答をした人には「誰に相談しましたか」という質問が続けられています。

その回答結果としては、「友人・知人」が最も多く74%となっています。
「親・兄弟姉妹」も54%とかなりの割合です。
こうしてみると、かなりの割合で相談を持ちかけるのは非常に親しい人物にということが分かります。
逆に、「同僚・上司」に相談するという人が20%と少なめの結果が出ています。
これは、回答者が成人を迎えているということもあり社会に出ているので、職場などでの悩みも増えて「同僚・上司」が相談しにくいということを示唆しているのかもしれません。
しかしこれに関しては、相談内容自体の質問が項目にありませんので推測の域は出ることがありません。
相談内容によっては助けを借りるのは、直接人ではない時も

悩みを抱いた時、「ネットで情報を探す」という行動を取る人や「本を読む」と回答した人もいます。
では、これらの行動はどのような悩みを抱いた時に取るものなのかを見ていきましょう。
ネットで調べる内容

ネットで調べる悩みとしては、「健康・医療」という回答が45%にものぼっています。
「コミュニケーション」についてが23%、「自己啓発」が22%、「心理カウンセリング」が18%となっていることから、どうやって生きていくかにまつわる悩みもネットで調べるという傾向にあるようです。
本で調べる時

本で調べる悩みとしては、ネットで調べるよりもどう生きるかという面が強くなっているようです。
「自己啓発本を読む」が47%で最多、ついで30%の「心理カウンセリング」となっています。
また、順番では下がっていますが、「コミュニケーション」についても24%とネットで調べるよりも若干割合が増えていることが分かります。
悩みは解決するものなの?

誰かに悩み相談をしたり、ネットや本に悩んでいる内容を調べることで解決の糸口を求めていることが分かりましたが、悩みというのはみんな解消できているものなのでしょうか。
解決へのヒントが見つかるのは2割以下!?

人に相談したりネットで調べたり本を読んだり、悩みの解消手段はいくつかあります。
しかし、実際に解決へのヒントが見つかるかというと、そんなに簡単なものではないみたいです。
今回のアンケート調査では、明確に見つかったという回答は2割以下の17%となっています。
しかし、見つからなかったという回答も19%となっています。
何とも言えないという曖昧な状況になったというのが64%と圧倒的な回答結果となっています。
まとめ
今回のアンケート調査の結果では、悩みを抱いた時に相談相手とするのは「友人・知人」という回答が最も多くなっています。
「コミュニケーション」や「自己啓発」、「心理カウンセリング」に関しては、ネットで調べたり本を読むという回答も多くなっています。
しかし、悩みは簡単に解決できないもののようで、悩みが解決するヒントが見つかったという回答は2割以下となっています。