6月の第3日曜日にある「父の日」。英語ではなんと言う?アメリカなど外国にもある習慣や行事なの?

6月の第3日曜日にある「父の日」。
この記念日は、アメリカ発祥の文化です。
ですから、当然英語表現もあるわけですが・・・。

ここでは、この「父の日」の英語表現であったり、英語でのお祝いメッセージについて解説します。

「父の日」の英語表現

 

「父の日」の英語表現と「父の日」の由来について見ていきましょう。

英語だと“Father’s Day”

「父の日」の英語表現は“Father’s Day”です。
まさに文字通りの表現となっています。

ちなみに、フランクな言い回しで“Dad’s Day”と表現されることもあります。

「父の日」はアメリカで生まれた文化

日本で行われる「父の日」は、アメリカで生まれた風習が伝わったものです。

1909年にワシントン州スポケーンという町で、ソノラ・ドッドという女性が亡き父のために礼拝を行ってもらいました。
そして翌年、ソノラ・ドッドは初めての「父の日」の祝典が執り行われました。
これは、1908年5月10日にはじまった「母の日」の影響も受けているとされています。

ソノラ・ドッドは、母親がなくなった後一人で自分たち兄弟6人を育ててくれた父親を敬愛していました。
そのため、「母親に感謝や敬意を表する記念日があるなら父親にも同じ記念日があるべきだ」と言う考えから「父の日」の活動を始めたのです。
この考えには多くの人が賛同し、1972年にはアメリカの正式な記念日として制定されました。

この日は、子供たちが父親に感謝や敬意の気持ちを示すためにプレゼントを用意したり手紙を贈るなどの慣習があります。

ちなみに、日本にこの「父の日」が伝わったのは1950年代とも、アメリカで祝日と認定された1972年になってからともされています。

メッセージを英語で贈ってみよう

 

「父の日」は父親に感謝を伝える日といっても、直接ありがとうと言ったり手紙に書くのは気恥ずかしいもの。
そこで、英語にしてメッセージを贈るというのはどうでしょうか?

Happy Father’s Day!

“Happy Father’s Day!”は「父の日」をお祝いする代表的な言葉です。
「父の日おめでとう!」と伝えるメッセージとなります。

Thank you for everything, Dad!

“Thank you for everything, Dad!”このメッセージを訳すと「お父さん、いつもありがとう!」となります。
日頃からお世話になっている感謝の気持ちを伝えられる一文になりますね。

To the best dad ever!

“To the best dad ever!”この一文は「世界で一番素晴らしいお父さんへ!」となります。
プレゼントやお花に添えると更に素敵なメッセージになるのではないでしょうか。

Dad, you're my hero!

「お父さん、あなたは私のヒーローだよ!」という仰々しさもあるメッセージが“Dad, you're my hero!”です。
英語ということもあってかちょっとおおげさな表現ですが、年に一度の折角の機会ですからこんなメッセージもいいのかもしれません。

Sending love and gratitude on Father's Day!

“Sending love and gratitude on Father's Day!”というメッセージもおすすめです。
これは「父の日に感謝と愛を贈ります!」なる、ややかしこまった表現ですが、成人した子供が贈るには素敵な言葉と言えるのではないでしょうか。

世界の「父の日」

 

世界各地にそれぞれの成り立ちの「父の日」があります。
ここからは世界の「父の日」について見ていきましょう。

日本とアメリカの父の日は同日

前述の通り、日本の「父の日」はアメリカの「父の日」文化から来ています。
そのため、アメリカと日本はどちらも「父の日」は6月の第3日曜日です。

韓国では「父の日」が「母の日」と同じ日にある

韓国では、「父の日」「母の日」を併せた「親の日」という記念日があります。
つまり、「父の日」と「母の日」は同じ日ということになります。

この「親の日」があるのは、5月の第2日曜日。
この日に、プレゼントやメッセージカードを両親に贈る風習があります。

イタリアやスペインにおける「父の日」

イタリアやスペインの「父の日」は3月19日です。
この日は「聖ヨセフの日」という記念日で、キリスト教の伝統に基づいて父親を祝う日とされています。
この日には家族が集まり特別な食事を楽しんだり父親に贈り物をしたりします。

ちなみに、この聖ヨセフというのはキリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの養父であり、聖母マリアの夫とされる人物です。
キリストの保護者として父親の役割を果たしたとされます。

まとめ

父親への感謝や敬意を伝える「父の日」があるのは6月の第3日曜日。
“Father’s Day”というアメリカの文化が伝わってきたものです。

もしメッセージや手紙を書くとなった際に直接「ありがとう」と伝えるのが恥ずかしかったら、本場アメリカ風ということで英語でメッセージを綴るのもいいかもしれませんね!!

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