日本語と英語にはそれぞれに難しさがあって、聞き分けに苦労する時がありますよね。
今回はその顕著な例がTwitter(X)で話題になっていたのでご紹介します!
目次
同じ発音に聞こえる!
投稿されたのは、Twitter(X)ユーザーの山口慶明🇺🇸で何とか生きてる(@girlmeetsNG)さん。
同僚のアメリカ人の方に、日本語を教えていた時の会話をツイートされています。
同僚のアメリカ人に日本語を教えていたら「過去、加工、括弧、格好が完全に同じ発音に聞こえる!違いが全く分からない!」と言うので「わいがいつもlow、law、row、rawが同じ音に聞こえる…って言ってるのと同じだよ」と返したら「お前の気持ちがやっと理解できた」と言われ、相互理解が深まった。
— 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる (@girlmeetsNG) August 18, 2023
確かに、過去、加工、括弧、格好を聞き分けるのは、アメリカ人にとっては難しいですよね。
その一方で、low、law、row、rawを聞き分けるのは日本人にとって至難の業・・・相互理解を深める上でわかりやすい例えですよね。日本語と英語それぞれの難しさがよくわかる好例だと思います。
分かり合えてよかった
この投稿に対しては、さまざまな声が寄せられていました。
・むちゃくちゃ興味深い話です。英語話者は音の区切りの認識が曖昧ってことですかね。
・お互いの言語の違いがよくわかりますね。
・分かり合えてよかったですね。私はまだこの4つ、発音も聞き取りもできず、この単語が出てくると話がおかしな方向へ行きがちです。
・相互理解が深まるけど、聞き分け力は深まらないパターン。
音が全く違う場合でも間違える?
また、以下のような質問も寄せられていました。
「日本語ネイティブなら、括弧と格好を間違える事はほとんどありませんが、それらの発音が似ているという事は皆理解していると思います。では、英語ネイティブの人は同じように、RとLの音は間違えないけど似ていると捉えているのでしょうか?」
興味深い質問ですよね。これに対して山口さんは、「英語ネイティブの人は全員が『RとLの音は全く違う』と言いますが、そうとはいえ間違えている動画集とかもあるので、やっぱり似てはいるんだと思います」と回答。
なかなか一筋縄にはいかなそうですが、そういう部分も含めて言語の奥深さですね!