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「すしざんまい」の社長がアフリカの“ソマリア沖の海賊を壊滅させた話”が素晴らしいと話題になっているのでご紹介します!
「すしざんまい」の社長といえば、メディアにも度々露出してる木村清社長です。漁場の開拓に、魚の買い付けに、自ら世界中を飛び回るエネルギッシュな方でお馴染みですね。
2001年に第1号店を東京・築地場外市場にオープン。現在では北海道から九州まで、51店舗を展開しています。本格的な寿司をリーズナブルな価格で味わえる寿司屋で24時間営業の店舗がほとんどを占めています。
目次
「海賊を壊滅させた」とはいかなることか!?
寿司チェーンの経営者が海賊を壊滅って…!?と思われるかもしれませんが、簡単に言うと、すしざんまいの社長がソマリア沖の海賊と話し合った末にマグロ業で提携(船や技術、販売ルートなども提供)。海賊たちが自分たちで生活できるような仕組みを作りました。
その結果、それまで年間300件もあった海賊による被害件数がゼロになったということです。
ソマリアの海賊を一人で壊滅させた男がいる。金も技術も無いので生きるために海賊をやってる事を知り、漁船を用立てて、技術指導をつけ、魚の流通を引き受けることで、海賊を漁民に更正させて壊滅させた。
これ、政治家でも何でもない。すしざんまいの社長の話。
— 稲葉渉 (@inabawataru) 2016, 1月 20
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すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」
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政府に頼らずソマリアに乗り込んでソマリアの海賊に船と漁の技術と設備を供与して海賊辞めてマグロ漁させてるとかすしざんまいの社長何者だよ(笑)
— 目隠しイワン@療養中ヲタ (@RedBianco) 2016, 1月 18
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木村社長は、ソマリアで元海賊とマグロ漁を始めた時のエピソードをこう語っています。
ソマリアの沖というのは、キハダマグロのいい漁場なんです。ところが海賊が出るようになり、危なくてマグロを獲りに行けなくなってしまったんです。
しかし、聞いてみると誰も海賊とは話していないという。おかしいじゃないですか。海賊といったって相手は人間なんですから。それでさっそく、伝手を頼ってソマリアの海賊たちに会いに行きました。
そこでわかったことは、彼らだってなにも好き好んで海賊をやっているわけじゃないということです。だったらこの海で、マグロを獲ればいいじゃないか。自分で稼いだ金で家族を養うという、誇りを持った人生にしなくちゃいかんと、彼らと話し合ったんです。
素晴らしい気概と行動力ですね! とはいえ、当初はマグロ漁の技術も船も、マグロを入れておく冷凍倉庫もない、販売ルートもないという状況だったそうです。そこで木村社長はソマリアでの事業を推進するための基盤づくりを始めます。その時のことを以下の様に語っています。
まず彼らは、マグロ漁の技術をもっていないし、船もありません。
マグロを獲ってもそれを入れておく冷凍倉庫が使えなくなっている。
獲ったマグロは売らなければなりませんが、そのルートをもっていない。IOTC(インド洋まぐろ類委員会)に加盟していないから、輸出ができなかったんです。
じゃあ、仕方がない。うちの船を4隻もっていった。漁の技術も教えましょう。冷凍倉庫も使えるようにする。ソマリア政府にはたらきかけてIOTCにも加盟する。獲ったマグロをうちが買えば、販売ルートも確保できる。
こうやって一緒になってマグロ漁で生活ができるようにしていったんです。
ジブチ政府から勲章
木村社長はソマリアの隣国のジブチにも赴き、漁業分野の合意書を締結したそうです。2013年に安倍首相がジブチを訪問した際には、ジブチ滞在中の木村社長が首相を表敬訪問するなど、まさにジブチと日本の民間外交の主役となっているとのこと。また、ソマリア沖の海賊の被害がゼロになったことについてジブチ政府から称賛され、勲章を受けたそうです。
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この「民間外交」の枠を超えた貢献については、さまざまな声が寄せられていました。
すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」 https://t.co/UXxu6cKtfO
凄いなぁ。人を救うってのはこういう行為だよね。募金団体の行いってばらまきするだけで、根本の問題解決にならない。手に職を持つ手伝いをこういう規模でやるってのは尊敬する
— kawakami (@yama2315) 2016, 1月 18
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社長自ら海賊を下ろしに行ったのかと思ったら、船、技術、販売ルートを提供して自活を出来る様にしていた。
年間被害件数を300⇒0に。大変立派な方で素晴らしい。
【HBO】すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」 https://t.co/mWTYFXeCIs
— 一ノ宮 (@Ichinomiya_m) 2016, 1月 20
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すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」 https://t.co/0572avLZ7q ソマリアの海賊と話をつけて身銭を切って渡りをつける、この社長タダモノではない!
— 朝霞書林 (@asakashorin) 2016, 1月 18
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すしざんまい社長がソマリア沖の海賊と話をつけてマグロ業で提携。年間300件の海賊被害がセロに!。ジブチ政府から勲章!民間レベルを超えた国際貢献ですね。
すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」 https://t.co/5VMuX4OXUZ @hboljp
— ドクターコットン (@finder02) 2016, 1月 20
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すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」
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⇨近頃の経営者には見られなくなった気骨だ。すばらしい。特に国際的に「悪者」とされている人々は、一般人が実際に現地で確かめるすべもなく、マスコミ評価を鵜呑みにしやすい。
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) 2016, 1月 20
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そう言えば、最近ソマリアの海賊の話を聞かないな、と思っていたら、そう言うことだったのか!>【HBO】すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」 https://t.co/EgVIDJUxse @hboljpさんから
— 酒井 格 (@italian_sky) 2016, 1月 20
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ソマリアでの事業は、現状では採算はとれていないということですが、将来的には利益が出る目論見は立っているといいます。木村社長は商売について以下のように語っています。
商売というのは、目の前の利益、儲けのことを第一に考えていたんではうまくいかないものなんです。
まず考えなくてはならないのは、どうやったら喜んでもらえるか、何を求められているかということ。
それに応える算段をするのが「商売」なのではないですか。
木村社長の志や行動力、民間外交の枠を超えた貢献活動…素晴らしいですね!敬意を表します。
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