出典:twitter.com
※画像はあくまで参考イメージです。
ノルウェーで、同国空軍のF16戦闘機が、医療機器を緊急輸送し患者の命を救ったという出来事が話題となっています。
F16戦闘機、救急患者の命を救う ノルウェー - AFPBB News https://t.co/TESfFM6gCz
— 自衛隊 航空 ニュース アトラスウェブ (@atlaswebcom) 2016年4月22日
出典:twitter.com
目次
患者は特別な治療を施さなければ、死亡する状態だった
間一髪で命を救われた患者。患者は、「※ECMO(エクモ)」と呼ばれる肺と心臓の特別な治療を行わなければ死亡する状態だったといいます。※ECMO(エクモ):人工肺とポンプを用いた高度の体外循環回路による治療。従来の治療では直ちに絶命してしまうような重症呼吸・循環不全患者が、自分の力で治癒・回復するまでの間、呼吸機能と循環機能を代替する治療法。
出典:www.vietnammedicalpractice.com
しかし、患者が治療を受けていたノルウェー中部のボーデの病院には、最後の望みであるECMO(エクモ)に必要な機器も、治療に必要な技術を持ち合わせている専門家もいなかったそうです。ただ、ボーデの南450キロにあるトロンヘイムの病院には、この機器が利用可能な状態だったといいます。
現地の報道によると、病院スタッフは4月の上旬に空軍に機器の輸送を要請。トロンヘイム付近の空軍基地ではちょうどタイミングよく、F16戦闘機2機が離陸準備を進めていたそうです。また、さらに幸運なことに、そのうちの1機には機器を輸送できる外付けの貨物入れが取り付けられていたといいます。
空軍は、機器のサイズ以外は何も質問しなかった
トロンヘイムの病院の医長の話によると、空軍からは機器のサイズ以外は何も質問されなかったとのこと。医療機器を積んだ戦闘機は全速力でボーデへ向かって飛び、通常35分かかる距離を積み荷の特殊さを考慮に入れ、パイロットは機体を加速させて25分もかからずに到着したといいます。
(この件に対して寄せられていた声)
F16戦闘機、救急患者の命救う。ノルウェー https://t.co/zVozhyZsme
ECMOを輸送したのか、てかそんなの載せられるんだな
— EARL@GW (@DrMagicianEARL) 2016年4月23日
出典:twitter.com
F16戦闘機、救急患者の命を救う ノルウェー https://t.co/gnzpwsryyO 「通常はこの距離は35分で飛行する。だが積み荷の特殊さを考慮に入れ、パイロットは機体を加速させて25分もかからず目的地に到着した」マンガや小説の題材にしたいくらいに格好いい話だ
— めがねねこP (@FakeFalcon) 2016年4月23日
出典:twitter.com
“トロンヘイムの病院の医長はAFPの取材に対し、「(空軍からは)機器のサイズ以外は何も質問されなかった」と語った” 入りさえすりゃ壊さず運べるって自信あったんだろな。かっけぇ https://t.co/j6rrf9ZmwO
— 各務原 夕@バイタルメンテナンス中 (@nekoguruma) 2016年4月23日
出典:twitter.com
いずれにせよ、命が危ない状態にあった患者が助かってよかったですね!幸運も重なったと思いますし、F16だからこそ成し得た究極の救命救急ですね!