皆さんは、この東京ディズニーリゾートで使える「ゲストアシスタンスカード」というものをご存知でしょうか?
このカードは、ゲストで、何らかの障害を抱えていたり、高齢者の方や妊婦さん等、パーク内でお手伝いの必要がある方が申請してもらえるカードなのですが、このカードのある特性が知らない人が見ると「ズルい」と思ってしまう事があるというのがTwitter上などで話題となっています。
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ゲストアシスタンスカードがあればアトラクションに並ばなくていい!?
ゲストアシスタンスカードの利用方法として、主な内容は、アトラクション等で長時間並ぶ際、カードを提示すれば、その場に並んでいなくても、別の場所でその時間分待機すれば長時間並ばなくてもOKというもの。
東京ディズニーリゾートの公式ページには以下のような説明があります。
対象施設のキャストにゲストアシスタンスカードをご提示ください。
列に長時間並ぶことが困難な方は、待ち時間のあいだ、列の中ではなく別の場所で待機することができます。なお、ご利用いただくまでの待ち時間は、列に並んでいる時間とみなします。その間に他の対象施設をご利用いただくことはできません。ご案内が可能な利用時間はキャストがカードに記入します(お手伝いの内容やアトラクションの特性により、待ち時間は列に並ぶ方よりも長くなる場合があります)。
アトラクションではカード1枚につき4名(本人+同伴者3名)、キャラクターグリーティング施設ではカード1枚につき10名(本人+同伴者9名)のご案内となります。グループが上記の人数より多い場合は、同伴の方に列にお並びいただき、乗り場での合流をお願いする場合があります。
※対象施設によりご利用いただける人数や対応方法は異なる場合がありますので、キャストにご確認ください。
※ゲストアシスタンスカードはアトラクションの待ち時間を軽減することを目的としたツールではありません。また、利用規定の緩和はありません。
実際には、これを利用する方は、列の中で長時間並ぶことが困難な方です。しかし、公正を期す為に、列以外の場所で同じ時間待機しているのです。しかし、列に並んでいた人にしてみると、「急に横入りされた」と勘違いしてしまうのも無理はありません。
そこで、現在Twitter等の投稿で、「ゲストアシスタンスカード」の理解を広め、有効に活用してほしいという旨のツイートが多くみられるようになっています。
ゲストアシスタンスカードについてのツイート
だから、お願いしたいのは、
①「ゲストアシスタンスカード」について、正しい知識を多くの人に知って欲しい→ https://t.co/Qg1C1BAD0E
②ズルをしているわけではないことを理解して欲しい
③理解を広めるためにも、悪用しないで欲しい— 志乃 (@shinoegg) 2016年5月8日
ゲストアシスタンスカードはアトラクションを優先して乗車できるものではなく、アトラクションに乗車するまでの時間を安全な場所で過ごせるなどのサポートが受けられます。https://t.co/7XEaQQlj8n
— さおり@お助けママ (@otasukemama3) 2016年5月7日
ディズニーにあるゲストアシスタンスカードはファストパスじゃないからね。長時間列に並ぶのが困難なゲストが、別の場所で所定の時間待てるようになるカードだからね。
あのカード使った人も普通に並ぶ人と同じ時間待ったうえで施設を利用してるのよん。次見かけたらズルいって言わないでね— Natsu (@Natsu_13) 2016年5月6日
/東京ディズニーランドで「障害者は並ばず乗れるわけではない」と知って欲しい!ゲストアシスタンスカードを誤解しないでhttps://t.co/KUsDvwjVS5 #twitr
— なぁ (@stickstick0223) 2016年5月2日
ゲストアシスタンスカードを悪用する人が出ないことをただただ願うばかり。本当に困っている人が遠慮することなく使えるように…
— その辺の血税使ってる主婦かあさん (@rn_and2) 2016年5月2日
「ゲストアシスタンスカード」東京ディズニーリゾートならではの優しい発想のカードですよね!この優しさに邪な考えは似合いません。利用する方は悪用するような人はいないと信じたいですね。
そして、利用している人を見て、「ズルい」とか思うのはやめましょう。せっかくの東京ディズニーリゾート、他人の事をあれこれ考えるんではなく、先ずは自分たちが”夢の国”を存分に楽しむように気持ちを向けた方がきっとみんながハッピーですよ!
出典:twitter / tokyodisneyresort.jp