「思い出がいっぱい」「寂しくなる」「高速バスといえば新宿西口だった」
新宿西口にある高速バスターミナルが5月8日の最終便をもって、45年の歴史に幕を下ろしました。これまでにバスターミナルを利用していた方々から多くの反響が寄せられるなど話題となっています。
あの狭くて不便なバスターミナル。バスの運転手さんも大変そうな狭い道に入っていく感じも終わりですね。山梨に住んでるときに「東京に行く」ってなったらここでした。
お世話になりました!新宿西口の高速バスターミナル、45年の歴史に幕https://t.co/pBJlh0sNfd
— 事務員G (@ZimuinG) 2016年5月9日
上記ツイートの投稿者のコメントにもあるように、東京に行くとなったら新宿行きの高速バスを利用する人も多かったのではないでしょうか。最終便(午後10時25分発の松本行き臨時便)の出発時には、バスの愛好家らが集まって最後まで手を振り続けるなど別れを惜しんでいたそうです。
目次
1971年に開業、東京の玄関口のひとつに
ヨドバシカメラ新宿西口本店横にある同ターミナルは1971年に開業。長野県松本市や甲府市などに向かうバス約300便が連日、ここから出発しました。特に、特急列車の直通運転がない長野県飯田市に向かう人にとっては東京の玄関口となってきました。
4月に「バスタ新宿」が開業
新宿駅南口に、1日約1600便が発着する日本最大のバスターミナル「バスタ新宿」が4月に開業。これまで、同駅周辺に点在していたバスの乗降場はその役目を終えることになりました。
バスタ新宿初めて見たけど新宿駅の向かいなのね pic.twitter.com/b6Y6Z2GRyM
— まとさん (@matottorix) 2016年4月30日
バスタ新宿の今の様子。古豪の鉄道系バスからツアー上がりまで百花繚乱。 pic.twitter.com/Mpi4V1P50J
— Memorin@5/29日本ダービー (@memorinclub) 2016年4月30日
(この件に対して寄せられていた声)
・寂しくなるなぁ、45年間お疲れ様でした。
・水曜どうでしょうではお馴染みのバスターミナルでした。
・あの狭くて人通りが多い場所にあったことが信じられない。ドライバーや誘導の方たちは苦労したと思う。
・学生時代は、ここから富士五湖方面によく高速バスに乗って合宿に行ったものでした。時代が変わりましたね~。
・学生時代に東京に遊びに行く時、就職活動の時、社会人になりたてのお金がない時いつも使っていました。本当に懐かしいです。お疲れ様でした!
・あの狭いところを通る神業をみることもないとちょっと寂しいです。ゴールデンウィーク中の臨時便降りたのが最後と思うとちょっと寂しい。
・高速バスと言えば新宿西口のイメージだった。
長年多くの人に利用され、親しまれてきた新宿西口・高速バスターミナル。時代とともに風景は変わっていきますが、改めて寂しさが募りますね。45年間、ありがとうございました。