
この写真は、壊れてしまったキリンのぬいぐるみを、別のぬいぐるみの一部を”移植”し、また遊べるように直したものです。
これは、「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」というキャンペーンで”移植”を施したのですが、「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」キャンペーンとは何か?皆さんにも知ってほしいのです。
「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」キャンペーンとは
臓器移植というものを皆さんご存知だと思います。移植手術には提供する側の「ドナー」と提供を受ける「レシピエント」が必要です。
日本では、移植を待つ方の数は約14,000人いらっしゃるのですが、実際に移植を受けられる方は300人程度だそうです。これは、「ドナー」の不足が一番の原因です。特に小児移植に関しては、日本は世界でも遅れをとっている状況は顕著です。そんな状況を多くの人に知ってほしいと、この「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」キャンペーンは始まりました。
出典:boredpanda.com
このキャンペーンを利用することにより、移植によって助かる命が多くあり、また、その命を助けるためには、多くのドナーが必要である事を知ってもらい、移植の大切さ、素晴らしさを多く広めていこうという試みです。
現在でも多くのぬいぐるみたちが移植によって新たな歩みを進めています。
出典:boredpanda.com
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このキャンペーンでは、「ドナー」になるぬいぐるみ、「レシピエント」になるぬいぐるみを募集しています。
「ドナー」に登録し、移植が完了した場合、「レシピエント」側のぬいぐるみの持ち主から、「ドナー」となったぬいぐるみの持ち主にサンキューレターが届きます。
出典:boredpanda.com
この手紙をやり取りすることにより、移植への意識が高まるのではないかという考えのもと行われています。
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「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」キャンペーンについて説明した動画があるのでご覧ください。(動画は英語ですが、日本語字幕で見ることが出来ます。)
<動画はこちら>
このキャンペーンには「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」公式ページより参加可能です。ぬいぐるみがあればどなたでも参加可能ですので、まずは一度公式ページをご覧ください。
「Second Life Toys(セカンドライフトイズ)」公式ページはこちら
”移植手術”について、「ドナー」等の言葉はみんなさん耳にしたことがあると思いますが、実際にドナー登録するために行動する人は非常に少ないのが現状です。
その要因としては、移植のシステムについてよくわからないというのが大きいのではないでしょうか。このようなキャンペーンを通じ、少しでも移植に関しての認知度が上がるといいですね。ぜひ、このキャンペーンも広がってほしいです!
出典:secondlife.toys / youtube / boredpanda.com