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「なんという悲劇だ…」「動物園の管理体制に問題はなかったのか?」
ゴリラの獣舎に子供が落下、人命救助のためにゴリラを射殺するという悲しい出来事があり、世界中で話題となっています。
悲劇は5月29日、アメリカ・オハイオ州シンシナティの動物園で発生しました。4歳の男児が柵から約3.7メートル下にあるゴリラの獣舎へ落下してしまいます。そこに「ハランベ(Harambe)」(17歳・オス)が近寄ってきました。
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ハランベは、しばらくの間、獣舎内で男児を引きずりまわしていたそうです。動物園側は当初、麻酔を投与する選択肢もありましたが、「効き目があらわれるまで数分間かかる」とし、射殺を決断したとのこと。※獣舎には他にメスのゴリラが2頭いたようですが、外へ誘導されたそうです。
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世界中から寄せられる悲しみの声
ハランベは、5月27日に誕生日を迎えたばかりでした。その数日後の悲劇…。ハランべの死を悲しむ声が世界中から寄せられていました。中には「以前にも、このような事件があったよね?管理体制を見直すべきだったんじゃないのか」「ゴリラは何も悪くない。子供だって悪くない。大人の責任だ」など、動物園の管理体制に対する苦言も散見されました。
上記の声にもある以前の事件については、FunDoでも取り上げています。詳しくはゴリラの檻に落ちた少年…寄ってきたゴリラがとった行動とは!?をご参照ください。※こちらは殺処分をされずに済んだケース。
男児は市内の子ども病院でけがの手当てを受け、命に別条はないといいます。園長は「チームの素早い対応により子どもの命を助けることができたが、ハランべを失って職員全員が悲しみに暮れている」と話していたそうです。
本当に悲しい出来事です。二度とこのような事がないように、早急の対策が求められます。
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