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オランダドンキーファーム財団のロバの保護施設で”ブラム”と言う名の1頭のロバが息を引き取りました。”ブラム”は前の飼い主からはひどい扱いを受けていたためこの施設に保護されました。同じような境遇のロバたちがいるここで、”ブラム”は、生まれて初めて仲間を手に入れました。しかし、幸せな生活はそんなに長くは続きませんでした。”ブラム”は肺の病気を抱えており、施設で治療中でしたがある日突然息を引き取ってしまいました。
仲間の死に、ロバたちは悲しそうな泣き声をあげ、横たわった”ブラム”のそばへ集まってくるのでした。
仲間の死を嘆くロバたち
仲間の死に嘆きの声を上げながら集まってきます。
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最後の言葉を交わすように鼻先で”ブラム”の身体に触れます。
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嘆きの声は本当に悲しみに暮れているように聞こえます。
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途中、白と黒のロバが”ブラム”の事を噛むのですが、施設創設者の”ファンデンベルグ”さん曰く「”ブラム”をもう一度立たせようとしている。」と言う事なんだそうです。ロバは元々集団行動する動物で、仲間想いなんだそうです。この施設では毎回仲間のロバが亡くなると、ロバたちは哀悼の意を示すそうです。
”ブラム”の遺灰は、寂しくないように施設内の大きな樫の木の下に埋葬されたそうです。
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施設創設者の”ファンデンベルグ”さん曰く、仲間に哀悼の意を示す時の泣き声と、普段の鳴き声は明らかに違うそうです。動画を見ていても、ロバたちの声からは悲しみの感情が伝わってくるようでした。
”ブラム”よ安らかに。
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