出典:YouTube
クラシックの聖地・ウィーンが、全てのクラブを「文化的空間」として公的に認める決断を下し、話題となっています。
音楽の都ウィーンの全てのクラブが「文化的空間」として公的に認められる | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/fdDZSMpsb0 pic.twitter.com/1VzuxW1RG1
— BUZZAP!(バザップ!) (@BUZZAP_JP) 2016年9月19日
出典:twitter.com
オーストリアの首都・ウィーンといえば、モーツァルトやベートーヴェンの時代から続く世界的な音楽の都であり、クラシックの聖地。そんなウィーン市において、従来クラブでのダンスイベントを開催する際に課してきた15%の興業税を今後徴収しないことを決めたそうです。
目次
客が座って音楽を聴くタイプのイベントには課されてこなかった
15%の興業税。これは、ダンスミュージック等をアーティストやDJがプレイし、客を踊らせるイベントやスペースにのみ課されてきたものだといいます。一方で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートをはじめとした客が座って音楽を聴くタイプのイベントやスペースには課されていないそうです。
出典:YouTube
ウィーンでは、国立近代美術館でクラブのイベント!?
欧州のクラブカルチャーといえば、ロンドンやドイツが世界的に有名ですが、オーストリアにもクラブはあります。首都ウィーンの王宮、その近くにある国立近代美術館では館内にクラブがあり、毎週末テクノ等のイベントを開催することも。
美術館の館内でクラブイベントを開催するとは、音楽の都ならでは!?
出典:YouTube
出典:YouTube
世界のクラブカルチャーにも影響を与えるか
これまでは、15%という興業税がダンスイベントのプロモーターらに大きくのしかかってきていたといいます。しかし今後は、この興業税が撤廃されたことにより、イベントを行いやすくなり、クラブシーンのさらなる発展が期待されているそうです。
つい最近、ドイツ政府が世界最高峰のクラブ「ベルグハイン」を文化施設に認定しましたが、ウィーンでは全てのクラブの興業税が免除されるということで、さらに一歩踏み込んだ決定と言われています。
(寄せられていた声)
音楽の都ウィーンの全てのクラブが「文化的空間」として公的に認められる | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/XAa1ojHOm7 @BUZZAP_JP しょうもない風営法で踊る自由を縛ろうとする日本と比べてしまう。これが文化の差なんだろうな。
— くろすけ (@55kurosuke) 2016年9月19日
出典:twitter.com
音楽の都ウィーンの全てのクラブが「文化的空間」として公的に認められる | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/hCb0qGMkCH “クラシック音楽の聖地とも言えるこの街でクラブとダンスミュージックが公的に同じ位置を占めるということ”
— 風地 (@huuchi) 2016年9月22日
出典:twitter.com
クラシック音楽の聖地・ウィーンにおける今回の決断は、世界のクラブカルチャーにも少なからず影響を与えるのではと言われています。今後の動向に要注目ですね!
出典:www.electronicbeats.net / diafeliz.blog79.fc2.com