
出典:prtimes
「再配達」という社会課題を解決!再配達率49%→8%に減少した宅配ボックスが話題になっているのでご紹介します。
宅配ボックスの名称は戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」。パナソニックが開発したものです。据え置くタイプと壁につけられるタイプがあります。
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このCOMBOを使い、再配達率がどのくらい改善するか?を検証するための実験が、「日本で一番共働きが多いとされる福井県」のあわら市にて日本郵便とヤマト運輸の協力のもとに行われ、その結果、再配達率が49%から4ヶ月平均で8%に減少したそうです。
このCOMBOには、さまざまな特長があります。
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・郵便物と宅配物が1台で受け取れる。
・時間指定なしで、受け取れる。
・配達時間を気にせず、お出かけができる。
・再配達を依頼する手間がいらない。
・電気配線工事が不要で、取り付け簡単。
・押印も可能。1納品につき1回のみの押印でイタズラ防止。
実証実験は、2016年12月~2017年3月末に行われ、前述のように再配達率が49%から4ヶ月平均で8%に減少したほか、約222.9時間の労働時間の削減、約465.9kgのCO2削減という結果が出たそうです。スゴイ効果ですよね。
以下のグラフをみると、再配達の回数の減少といった効果のほか、ストレスの軽減という効果もあったようです。
社会における「再配達」という大きな問題。今回は実証実験ということでしたが、問題の解決のために宅配ボックスのCOMBOが一役買いそうですね!
「宅配便の再配達がない」まちをつくろう
COMBOについて
実証実験の結果
動画はこちら
出典:YouTube
出典:prtimes / panasonic / panasonic