
ニューヨークに住んでいる日本人のTrinityNYC(@TrinityNYC)さん。
25年ぶりにニューヨークで日本人の同級生と再会し、話に花が咲く中で言われたある一言がTwitterで反響を呼んでいます!
その一言とは、同級生が久しぶりに帰国した時に感じた日本社会の変化。一体どんな社会になっていると驚いたのでしょうか!?
▼ その一言がこちら
今日、仕事でNYに来てた昔の同級生(←日本人)に、25年ぶりぐらいで再会した。そのひとは、かなり長いこと東南アジアのある国で暮らし、昨年東京に戻ったそうなんだけど、ひさしぶりの日本は
「完璧じゃないことをみんなで批判しみんなで罰する社会」
になっていることに驚いた、と言ってました。
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2018年3月31日
『完璧じゃないことをみんなで批判しみんなで罰する社会』
この言葉になんだかハッとしますね。日本に住んでいるからあまり気が付かなかったけど、店員さんの些細なミスにクレームを入れる人やネットで度々起きる炎上騒ぎなど、他人の失敗を批判し合う世の中にたしかになっているのかも…。
それはきっと無意識にお互いに「完璧」を求めあっているからなのかもしれませんね。
「不完全」をデフォにしておくと、それより少しでも上手にできたら、褒めてもらえるじゃん?でも「完ぺき」をデフォにしておくと、評価は自ずと減点になっちゃうから、失敗への恐怖心や強迫観念が働いてつらくならないか? 誰だって褒めてもらう方が嬉しいと思うんだよな。。。
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2018年3月31日
ちなみにTrinityNYCさんは「完璧ではないことが当たり前」だと考えることで、空港での不手際などにあまり腹が立たなくなったようです。
「完璧じゃない」のが当たり前、不完全がデフォ、になるだけで、すごく気が楽になるだろうね・・・。先日JFK空港に戻ってきて、USの空港職員のあまりの「不完全さ・不手際」に(成田の直後では)驚くものの、まぁここは常にこんなもんだからな・・・と思うから、腹も立ちませんでしたw
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2018年3月31日
寄せられた反響の声
このTrinityNYCさんの投稿に多くの声が寄せられているので、その一部をご紹介します。
まずきっと、自分が不完全であることにOKを出すことですよね…
— MACOTO@FGO/MHW (@macoto05) 2018年4月1日
「完璧」と同時に「均質」じゃないとダメみたいなヘンな風潮を感じます。今の若い子たちは「個性的」と言われると侮蔑されたと感じるんですって。私(58歳)にとってはそれ褒め言葉なんですけど! 人それぞれのイビツさやハミ出しがあってこそ面白い。人を評価するモノサシが一本って不幸だわ。
— オバーン (@haggy1109) 2018年3月31日
原因は想像がつきます。
多分「一人一人が根拠の無い自信を失っているから」です。
自分に絶対的な自信が無い。他人を批判せずにいられない。誰かを見下してないと安心できない。完璧でないと自信が持てない。そんなの全部。気の持ちようなんですけどね。苦しみながら働いてる人は気付けないんです。
— サテラ@勉強しろ (@sateranran) 2018年3月31日
本当にそうですね。日本は完璧病です。もしくは失敗してはいけない病。今始まったことではないと思いますが。原発の安全神話もそうですね。東芝などの粉飾決算も根っこは一緒。完璧じゃないと責められるから失敗を隠す。今の日本に必要なのは寛容さです。
— 猫好きFX好きモルディブ好き (@cat_fx_mol) 2018年4月1日
でも、どうも見てると、かなり「選択的に」空気を読んでいますよね。設定変われば、「おま、少しは気を使えよ!」と言いたくなる人も、大量に存在しているのでw
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2018年4月1日
みなさんはどのように感じましたか?
私たちは良いところもあれば悪いところもあるし、そして失敗も繰り返す不完全な人間。だからこそTrinityNYCさんの言うように、自分にそして周りの人たちに対して「完璧ではないことが当たり前」であることを受け入れる必要があるのかもしれませんね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
出典:Twitter(@TrinityNYC)