
「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」
宝島社が1月7日に掲載した企業広告に書かれているメッセージです。同社はこれまでにも、商品では伝えきれない“企業として社会に伝えたいメッセージ”を届けるため、企業広告を長年にわたって展開。
その内容が評価されて、数々の広告賞(読売広告大賞、朝日広告賞、朝日新聞読者賞、日本新聞協会 新聞広告賞、ADC賞、TCC賞、グッドデザイン賞ほか)を受賞。広告が掲載されるたびに話題を振りまいてきました。
【2018年10月】企業広告「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」
【2018年1月】企業広告「世界は、日本を待っている。」2018 第34回 読売広告大賞(カルチャー・エンターテインメント部門 優秀賞)
テーマは「嘘」
そんな同社が今回テーマとして掲げたのが「嘘」です。連日メディアを賑わしている隠蔽、陰謀、収賄、改ざんの事件など、世界中に蔓延している嘘。そして、それを伝えるニュースでさえ、フェイクニュースが飛び交い、何が真実なのか見えにくい時代になっているとしています。
そんな現状を踏まえ、嘘についてあらためて考え、嘘に立ち向かってほしいというメッセージが込められているそうです。
こちらが、読売新聞朝刊と日刊ゲンダイに掲載された企業広告「敵は、嘘。」
そして、こちらが朝日新聞朝刊に掲載された企業広告「嘘つきは、戦争の始まり。」
嘘に慣れてしまい、嘘に囲まれて日々生きている私達。一旦立ち止まって、嘘について改めて考える機会も確かに必要だと思います。この広告については様々な声が寄せられています。
宝島社、素晴らしい。
こういう出版社があるって知って、少しホッとした。【宝島社企業広告】「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」1/7掲載 https://t.co/8QS26V9B4P @PRTIMES_JPさんから
— lala (@lala88700847) 2019年1月7日
樹木希林さんが亡くなって、宝島社の新聞広告はどうなるのだろうと思っていたら、今朝の朝日と読売の両紙に全面見開きの広告が❗
朝日…嘘つきは、戦争の始まり。今年、嘘をやっつけろ。
読売…敵は、嘘。今年、嘘をやっつけろ。
産経、毎日になかったのは、予算の関係?
宝島社、いいね?(社) pic.twitter.com/mU7DhGcGyP— 寿交通 (@taxikotobuki) 2019年1月7日
今の時代、強く共感を得そうなキャッチコピーだ。
「敵は嘘」宝島社広告に反響 | 2019/1/7(月) - Yahoo!ニュース https://t.co/LmyFAyO7km
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年1月7日
今朝の読売新聞の全面広告。真実の口の写真で、「敵は、嘘。」宝島社、やるな〜。 pic.twitter.com/3Ocl5815RA
— 林 泰輔@登記をわかりやすく。 (@taisukemob) 2019年1月6日
同社では、これまでに様々な企業広告を展開しており、ホームページで閲覧することが可能です。
キャッチコピーとビジュアルで伝わってくる数々のメッセージ。どれもこれも考えさせられるものばかりですね。今後も、同社の企業広告の展開に注目です。
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出典:Twitter(#敵は、嘘) / prtimes