
『世界一ミツバチに優しい神社』と聞いて、具体的なイメージが湧く方は多くないはずです。
今回はTwitterで話題になっているミツバチにとっては楽園とも言える神社をご紹介します。
温かい気持ちになれる、『世界一ミツバチに優しい神社』になるに至った経緯と共にお楽しみ下さい。
目次
『世界一ミツバチに優しい神社』って?
今回ご紹介するのは一言主神社(@hitokoto0913)さんがTwitterに投稿し、話題になったものです。
一言主神社は茨城県常総市にある言行一致の神『一言主大神』を祀る、西暦809年創建の歴史ある神社です。
9月の例大祭に奉納される『からくり綱火(つなび)』は江戸末期より伝わる伝統芸能で県指定無形文化財に指定されているのだと言います。
そんな一言主神社で夏に見られる光景が『世界一ミツバチに優しい神社』なのです。
ミツバチ専用水飲み場
なぜ一言主神社が世界一ミツバチに優しい神社なのかというと....

ミツバチ専用水飲み場が用意されているのです!
植物や石で形成された風流な水飲み場には心地よい流水が流れます。

ミツバチもとっても気持ちよさそう!

暑い季節、ミツバチは水を体に含んで巣の内部の温度を下げたり、ハチミツを薄めて幼虫に与えたりするのに水を多く使います。
夏場の水分補給が大切なのはミツバチも人間も同じなのですね!
作られた経緯も素敵
ミツバチ専用水飲み場が作られた理由は、2016年に参拝者から「手水舎の周りに蜂が沢山いて怖い」との指摘があったため。
一般的な考えであれば、このような指摘があると「何とか蜂を追い出そう」「ハチが寄らないように防虫剤を取り入れよう」という考えが浮かびますが、こちらの神社では「ハチがもっと居心地の良い場所を作ればそちらに行くだろう」という素敵な考えでこのミツバチ専用水飲み場が作られたのだとか。
たくさん集まってますね~

心が温まるエピソードなのでした!
ミツバチたちも感謝しているはず!
今回は一言主神社に設置されたミツバチ専用水飲み場をご紹介しました。
このような水飲み場があることでミツバチたちも暑い夏は助かっているはずです。
きっと感謝の気持ちでいっぱいでしょうね!
実際の投稿はこちら
【今年も御来社!ミツバチ専用水飲み場はじめました】
暑くなるとミツバチさんが団体で手水舎に水を飲みに(正確には〝運びに〟かな?)来ます。
連日の猛暑で今年は1ヶ月ほど早めの御来社。
慌てて専用水飲み処を作りました。暖かく見守っていただければ幸いです。#ミツバチ #水飲み場 pic.twitter.com/x1pVfKIzUB— 一言主神社 (@hitokoto0913) July 6, 2022