
2013年3月15日の終電から翌16日の始発までの間に、東急東横線渋谷駅で地下化切替工事が行われたのを覚えていますでしょうか?
メディアにも大きく取り上げられたこの工事は、1200名もの工事関係者がわずか深夜から早朝にかけての3時間半で線路切替えを成功させた偉業に、国内だけではなく世界中からも土木工事の技術力の高さを賞賛された大工事でした。先日、東急電鉄が運営する「渋谷文化プロジェクト」にて公開されたひとつの映像「さよなら地上駅舎 東横線渋谷駅-2013.3.15−3.16 相直までの1日を振り返るドキュメント」にその工事シーンがまとめられていますので紹介します。
どんな工事だった?
この工事は、渋谷駅〜代官山駅間の約1.4キロ区間を地下化し、渋谷ヒカリエの地下5階に位置する新渋谷駅へと結ぶ工事です。大まかには下の図での黄色部分を撤去し、緑と青の部分を下げ、地下線路に繋げることになります。
<動画はこちら>
2分50秒の映像になりますが、終電後から1200名もの関係者が作業にとりかかりわずか3時間半で翌日の始発にまで間に合うように工事を完成させた無駄のない動きは、一般人から見ても信じられない工事技術であると思います。さらにその全貌を「渋谷文化プロジェクト」のWebサイトでもまとめられていますのでぜひご覧になってください。