お正月には初詣で神社に参拝に行かれる方は多いと思いますが、正しい参拝方法について結構気になりますよね。東京都神社庁から神社参拝の作法について紹介している映像が公開されていますのでそちらをご紹介いたします!
これを見てぜひ正しい参拝作法で初詣に行ってみましょう!
目次
神社参拝の作法
これからご紹介する作法はあくまで好ましい作法という事なので、絶対にこうでなくてはいけないとするものではありません。
<服装について>
神社の神職の方達は、神様に対する場合、目上の方に接するように正装します。ですので、年1回の初詣の参拝の際には、一般の方も参拝の際には出来るだけ正装で参拝されてみてはいかがでしょうか?
<鳥居のくぐり方>
神社の鳥居には、一般社会と神域を区切る結界のような意味があるともいわれています。くぐる際には一礼してからくぐるのが丁寧なくぐり方だそうです。また、参拝を終え帰る際にも、社殿の方に向き直り一礼するのがいいそうです。
<参道の歩き方>
神社では参道の中央を正中(せいちゅう)と言い、神様が通られる場所とされています。ですので、中央を避け進む方がいいそうです。また、参道を横ぎる際には、頭を下げながら横ぎったり、横ぎる前に社殿の方に一礼してから横ぎるようにすると良いそうです。
<手水の作法>
一礼し鳥居をくぐり、境内に入ってまず行うのが手水(てみず/ちょうず)です。皆さんも神社に行った際はやっているとは思いますが、これにも正しい作法があります。
▼一礼し、右手で柄杓を取ります。
▼そのまま水を掬い、左手、柄を持ち替え右手の順に洗います。
▼柄を右に持ち替え左手に貯め、その水で口をすすぎましょう。
▼もう一度左手を洗い、両手で柄杓を縦にし柄の部分をすすぎます。
以上を終えたら、柄杓は元の位置に戻し、ハンカチで口と手を拭き、一礼して手水を終えます。
動画はこちら
礼拝方法
さて、次はいよいよ社殿前での礼拝です。「二礼二拍手一礼」というのは知っているけど、賽銭を入れるタイミングや鈴を鳴らすタイミングはいつ?という方結構多いのではないでしょうか?正しい方法を覚えておきましょう!!
▼ご神前に着いたらまず小さく一礼、その後お賽銭をします。
まずはこれをした後に「二礼二拍手一礼」に入ります。
▼二礼二拍手一礼をします。
この際の礼はは深く頭を下げます。90度くらいが目安。拍手の際は、胸の前で両手を合わせ、右手を少し引き手をたたき、右手を元に戻します。願いごとなどはこの右手を戻し、胸の前で合わせた状態の時にしましょう!
願いごとなどをしたら、深く頭を下げ、「二礼二拍手一礼」の最後の一礼をします。
▼その後、もう一度礼をし神前をから下がりましょう。
これで、お願い事やお賽銭のタイミングもバッチリですね!
動画はこちら
神社の参拝の基本の「二礼二拍手一礼」ですが、神社によっては多少異なる場合もあります。例えば出雲大社の場合は「二礼四拍手一礼」等、参拝する神社の参拝法を事前にチェックしておきましょう!また、寺院に参拝の場合は拍手ではなく合掌ですよね。
皆さん正しい参拝方法で初詣をしてみてはいかがでしょうか?
参考:東京都神社庁
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