新しい学校や職場で、人の顔と名前を覚えるのに苦労する人は多いでしょう。けれど大抵は、名前をメモしておくなどの対策を立てられます。
しかしもし、顔がなかなか覚えられない病気だったら、対策も難しくなってきますよね。Twitterのだすまんちゃん(@dasmanchan)さんの投稿は、そんな病気「相貌失認症」についてのツイートです。
実は私は先天性相貌失認症で出会って間もない人の顔を覚えれない。出会いたての人のことは服や髪型で認識してて仲良くしたくても別日に違う服装で話しかけられたら認識できずよそよそしい態度を取ってしまう。有病率は50人に1人で誤解されて困ってる人他にもいると思うし病気の認知度が上がるといいな
— だすまんちゃん (@dasmanchan) 2018年11月6日
顔が覚えられない病気があるとは…。これはいろいろなところで誤解されてしまい、苦労が多そうです。
知り合いたての人でも部室にいてこんな口調で話す子で〇〇くんと仲良いから〇〇さんって調子で普段は周囲からヒントを得てるから大丈夫だけど道端でばったり出会った時はヒントがなくて分からなくなる。でも事前にそういう病気があるってみんなが知ってれば誤解も減るし生きやすくなると思うんですよね
— だすまんちゃん (@dasmanchan) 2018年11月6日
その人自身を覚えていないのではなく、相手のキャラクターや仲の良い人は覚えているのに、顔を見て判別はできないのですね。
「他人に興味がない」とか「冷たい人」と誤解されてしまいそうですが、決してそうではないのです。
だすまんちゃんさんのツイートに対してTwitterでは、自分自身や自分の周りの人が同じ症状を抱えているという人たちから多くの反響が寄せられました。
これ、認識してほしいです。私もわからない一人で、何度もあっているうちに覚えるという感じなので、新学期が怖かったのです。今でも新しい仕事で新しい人に会うと構えます。
— 中野彰子 (@toki21991) 2018年11月7日
私もそうかも。顔と名前が一致しない。声をかけていただいても、"見覚えのある方"ぐらいの認識なの。芸能人なんか余程特徴的で無い限り皆同じ顔?。皆さん、非礼をお詫びします?♀️?♀️
— ちーちゃん (@P7GhllmKRWSTUiT) 2018年11月7日
私は友達がその病気です
毎回会うときは 同じペンダント(大きめ)と鞄を使っています 理解すれば全然気にしないし 逆に前より仲良くなったよ 少し変わってるからって直ぐに決めつけはおかしい お互いに話して理解する事が大切ですね— みっちゃん(藤塚美津樹) (@kazama_yui) 2018年11月7日
俳優のブラッド・ピットや東京大学大学院教授の池谷裕二さんも先天性相貌失認症を自認しておられるそうです。
— さいたまこ (@saitamacity) 2018年11月7日
50人に1人の割合でこの症状を抱えている人がいるという相貌失認症。「自分もそうかも?」と思った人もかなり多かったようです。
今後認知度がもっと上がって、周囲の理解や対策がより広まっていくと良いですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
出典:Twitter(@dasmanchan)