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故・黒澤明監督の不朽の名作『羅生門』が、ハリウッドでテレビドラマ化されることが発表されて話題となっています!
芥川龍之介の小説「藪の中」「羅生門」を原作に、黒澤監督がメガホンを取り、1950年に公開された『羅生門』。平安時代の乱世を舞台に、とある変死事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及した作品です。
こちらは公開当時のポスター。
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当時はタブーとされてきた太陽にカメラを直接向けるという撮影を敢行したりするなど、それまでにはなかった斬新な撮影手法を駆使し、モノクロ映像の美しさを極限まで映し出しました。同映画は、数ある黒澤映画の中でも傑作中の傑作として、今もなお多くの国々で語り継がれています。
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ドラマは全10話構成
そんな『羅生門』をテレビドラマ化する権利を獲得したのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社アンブリン・テレビジョン。
ミステリースリラーとしての制作が予定されているとのことで、ドラマは全10話構成。とある一つの事案を、主要キャラクター達がそれぞれの視点で語る形式になるそうです。
寄せられていた声
映画史上に残る傑作のテレビドラマ化だけあって、その内容がどうなるのか!?という映画好き、黒澤映画ファンの声が多数寄せられていました。どのようなドラマに仕上がるのか期待したいですね!