近代五種とは?ルール・競技人口・有力日本人選手など【東京オリンピック2020】

出典:ja.wikipedia.org

「近代五種」という競技をご存知でしょうか?知っているという方も当然多いかと思いますが、日本での競技人口が少ないこともあり、あまり聞き慣れない、知らなかった…という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

近代五種とはその名の通り、近代における「5種類の競技」という意味ですが、その5種類とは、馬術、水泳、フェンシング、レーザーラン(射撃、ランニング)を指します。

日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパにおいては人気が高く、王族・貴族のスポーツとも呼ばれたりしています。オリンピックにおいては由緒正しき競技なのです。

全く異質な5種類の競技に挑戦

近代五種は、一人の選手が一日の間に5種類もの競技をこなすという非常に過酷な競技。

オリンピックでの歴史は古く、正式競技となったのは1912年のストックホルム大会から。1952年のヘルシンキ大会から1992年のバルセロナ大会までは個人の他、団体種目も実施されていました。

その後、2000年のシドニー大会からは女子種目が追加。当初は1日に1種目を消化し、計5日間にわたって行われていましたが、1996年のアトランタ大会からは、1日ですべての種目を行うようになったのです。

(馬術)
貸与馬による障害飛越競技となり、12障害15飛越(ダブル、トリプル障害を含む)で行われます。

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(水泳)
男女ともに200メートル自由形で競い合います。

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(フェンシング)
相手の全身に対して突きを繰り出す「エペ」で戦います。1分間1本勝負で総当たり戦を行います。

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(レーザーラン)
レーザーピストルを使用し、5的を50秒以内に撃ち終える射撃と、800メートルのランニングを交互に4回行うというハードな種目です。

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これらを1日のうちにこなすのですから、とても過酷な競技であることが分かります。

日本の競技人口は40人にも満たない?

マイナースポーツと言われる近代五種。競技人口は世界で約14,000人。同競技の日本選手権の出場者にいたっては、男女をあわせても40人に満たないといいます。

心身ともに限界まで追い込まれるスポーツ。そして、これだけ系統の違う種目で構成された競技ゆえに、とっかかりも難しく人口が少ないのは致し方ないことなのでしょうか。

日本の有望選手

日本の競技人口は少ないですが、それでもスター性と実力を兼ね備えた選手が日本にはいます。

才藤歩夢選手は、フェンシングと近代五種の2つで五輪出場を目指している選手。近代五種競技のオリンピアンだった父親の影響を受けて幼少から近代五種を始めたそうです。

2017年2月に開催されたワールドカップでは2位、2018年11月の全日本選手権では3位に入る実力者です。



そしてこの美貌と抜群のスタイル。ファッションモデルにも挑戦しているそうです。これだけ様々なスポーツをこなす上、ルックスもスタイルも良いなんて羨ましい限りです。



また、2018年10月31日~11月2日にかけて行われた「第58回 近代五種 全日本選手権大会」で優勝した選手も要チェックです。その選手とは、自衛隊体育学校所属の嶋野光2等陸曹と島津玲奈3等陸曹。2年ぶり2度目の優勝を飾った期待の選手達です。


現在は馴染みのないスポーツだと思いますが、何しろもう100年以上もオリンピックで続いている歴史と由緒のある競技ですし、東京オリンピックを機会として注目度もアップするはずです!

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出典:pentathlon.jp / tokyo2020.org / ja.wikipedia.org / Twitter(@JGSDF_pr)/ fja.wikipedia.org

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