出典:gsi.go.jp
東日本大震災以降も、地震や豪雨など日本各地で様々な災害がありました。
大災害は、歴史を振り返ると以前にも各地で発生しており、現地には被災状況を伝える石碑が建立されている場合もあるそうです。
しかし地域住民にあまり知られていないため、新しい地図記号を用いて石碑の存在を広めることで、防災への関心を高めようとする試みが国土地理院(@GSI_chiriin)によって始まりました。
【リリース】地図で確認 先人が伝える災害の教訓
新たに #地図記号 「自然災害伝承碑」を制定。
2019年度から地方公共団体と連携して情報収集を開始し、集めた情報は地理院地図や2万5千分1地形図に掲載して、災害教訓の周知・普及に取り組みます。
詳細はこちら→https://t.co/uuxTKQdKIt pic.twitter.com/xJ04ofH3DI— 国土地理院 (@GSI_chiriin) 2019年3月15日
新しい地図記号「自然災害伝承碑」のイメージ画像はこちらになります。
目次
地図における表示イメージ:その1
地図における表示イメージ:その2
国土地理院の取り組みに対し、Twitterでは賛否両論を含め大きな様々な意見が寄せられていましたので、一部をご紹介したいと思います。
Twitterでの反応は…
日本が自然災害大国であることを後世に伝えられる、素晴らしい取り組みだと思います。防災教育の更なる普及・促進に繋がることを切に願います。
— ナオちゃん 節約月間? (@Canis_Amicus) 2019年3月16日
「天災は忘れた頃にやって来る」って、自分が大地震や大洪水なんて忘れるはずがないじゃんて思ったんですけど違うんですよね。生まれるずっと前の先人の記憶を忘れてはならないんですよね。その為の伝承碑。
— 瀬久原万太郎 (@mount_low) 2019年3月16日
きっかけがないと、何世代か経過すると風化してしまう事例もありそうです…。
あんまり、うれしくない記号だなぁ。増えてほしくないもん。
— よしおくん。 (@la8jJUo96Ernuen) 2019年3月16日
確かに、新しい石碑は出来てほしくありません。
水害碑の存在を認識することは大切ですね
ただ、水害碑が必ずしも水害に遭った場所ではないことも認識しておいて欲しいと思います— カリフローレ (@rA4l6be5XyzNedA) 2019年3月16日
ハザードマップに落とし込んだりすると、ちょっと面白いかもしれませんね
— おぱさん (@___Utsusemi___) 2019年3月16日
石碑の設置箇所は必ずしも被害の大きかった場所と一致しないらしいですが、それでもハザードマップと比較すれば一定の相関関係は見られるかもしれませんね。
この取り組みを通じ、大きな犠牲を払って昔の人々が得た教訓を、忘れてしまうことなくできるだけ現代に活かす事ができればいいなと思いました。
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出典:Twitter(@GSI_chiriin) / gsi.go.jp