「4月1日生まれが1つ上の学年になるのはなぜ?」その理由にうるう年が関係していた!?

2019.3.25


みなさんは、3月22日(金)に放送されたNHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』をご覧になりましたか?

この日のテーマの一つだった「4月1日生まれが1つ上の学年になるのはなぜ?」の回答に、ネットでは納得の声が寄せられ、大きな話題になっています。

そこで今回は番組を観ていない方のために、なぜ4月1日生まれが1つ上の学年になるのか解説したいと思います!

4月1日生まれの人が早生まれになる理由


4月1日生まれの人が早生まれになるのはなぜか、それはざっくりいうと…

『2月29日生まれの人に気を使っているからなのです!』

▼ え?どういうこと?こういうことでございます。

4年に1度訪れる閏年(うるうどし)では、2月29日という日が増えます。
その2月29日に生まれた人って、このままだと4年に1度しか誕生日が来ないことになってしまいますよね。

そんな2月29日生まれの人でも1年に1回年が取れるよう、日本の法律は年をとるタイミングをこのように定めています。

年齢計算ニ関スル法律と民法第143条

人は誕生日の前日が終了するとき(午後12時)に年を一つとる(満年齢に達する)


つまり、2月28日の23時59分59秒999…に歳を取ることにすれば、閏年以外の年でも1年に1回年を取れるというわけです。

このことを4月1日に当てはめてみると、4月1日生まれの人は…

3月31日の23時59分59秒999…に年をとるというわけです!

※生まれたその日に亡くなった場合、誕生日の前日に年をとることにしないと年齢がカウントされなくなってしまうからなど、諸説あります。

学年が変わるタイミング

出典:mext.go.jp

学年が変わるタイミングは、皆さんご存知の通り、4月1日です。

学教法施行規則第59条

小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。


そして学校教育法では、子供が学校に入学するタイミングをこのように定めています。

学校教育法第17条第1項

保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、…これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。


”子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初め”

つまり4月1日生まれの子は、”満6歳に達した日の3月31日の23時59分59秒999…”の翌日4月1日に始まる学年に入学することになります。6歳になってすぐ学校に入学するということですね。

そして4月2日生まれの人は、翌年の4月1日に入学するというわけなのです。1日誕生日が違うだけで、入学のタイミングが約1年違ってくるのですね…

4月1日が早生まれにならなかったら、KKコンビは生まれなかった!?


『チコちゃんに叱られる!』では、4月1日生まれの有名人として、元プロ野球選手の桑田真澄さんが出演されていました。

桑田さんといえばPL高校時代、元プロ野球選手の清原和博選手と同学年で、KKコンビとして甲子園を沸かせた方です。

番組内では、「もし早生まれじゃなかったら野球をやめていたかもしれないですね(笑)」とおっしゃっていました。

早生まれじゃなかったら清原和博選手と先輩後輩になる…。
当時の上下関係は鉄壁でしたからね(笑)桑田さんが早生まれでよかった!

ということで、なぜ4月1日生まれが1つ上の学年になるのかご理解いただけたでしょうか。

複雑な法律によって起こった疑問…これによって様々なドラマが生まれているのですね。とても勉強になりました!


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出典:mext.go.jp / nhk.or.jp

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