
会社の"先輩"という立場になると、新しく入ってきた若手や後輩を育てるのも重要な任務の一つとして任されることがありますね。
しかし社会に飛び込んだばかりの若手は仕事に不慣れなことも多く、先輩の指示がないと動かない「指示待ち人間」になってしまうことが少なくありません。
でもそれって、若手のせいなのでしょうか?
会社の執行役員を務める藤田佳佑(@sato310sss)さんが投稿したツイートに共感の声が多く寄せられているので、さっそくご覧ください。
「あの若手は指示待ち人間でダメ」って言われてる人は
・どのポイントで先輩に聞くのかまだわからない
・先輩が余裕無い、機嫌悪くて聞きにくい
とかが多くて、「今どんな感じ?どこ困ってる?」って声かけ続けたら5人中4人くらいは相談が増えて改善するので、先輩側の要因が結構大きいと思っています— 藤田佳佑 / 執行役員 at アライドアーキテクツ (@sato310sss) 2019年5月26日
みなさんも経験したことがあるかもしれませんが、若手の頃は自分がどのような行動をとっていいのかわからないことがありますよね。
そんなとき先輩方に助けてほしいと思っていても、何を聞いたら良いか分からなかったり、先輩の機嫌が悪いと聞きにくかったりして、結局黙ったまま一人でパニックに陥ってしまう場合が多いのだと思います。
「今どんな感じ?どこ困ってる?」と声をかけてあげることでそのパニックを取り除き、円滑なコミュニケーションが生まれる…。時代に合ったマネジメントだと言えますね。納得です。
目次
その他にも藤田さんからこのような投稿が...
先輩側には「自分が若い頃は誰も教えてくれなかった。自分で考えてやってきた」という言い分が結構あり、時代的に事実かもしれないし気持ちはわかるのですが、
「自分は厳しい環境で生き抜いてきたという思い込みで自分の過去を美化してる」のもソコソコあるんじゃないかなーって思ってます。— 藤田佳佑 / 執行役員 at アライドアーキテクツ (@sato310sss) 2019年5月26日
もし仮に「自分が若い頃は誰も教えてくれなかった。自分で考えてやってきた」が100%事実だとしても、ビジネスや組織も研究されてアップデートしてるなか、昔のマネジメント方法をそのまま使い続けるのは良くないんじゃないかなあと思います。
— 藤田佳佑 / 執行役員 at アライドアーキテクツ (@sato310sss) 2019年5月26日
「自分が若い頃は誰も教えてくれなかった。自分で考えてやってきた」
たしかに事実かも知れませんが、過去に経験した苦労があるから今の自分があるので、それと同じ苦労を後輩たちにさせるというのはちょっとナンセンスな気がしますね。
ビジネスや組織、時代や人に合わせて、やり方、育て方をアップデートしていくことがとても重要だと、藤田さんの投稿から感じました。
投稿に寄せられた声
赤子のようなもので
何も知らない人間に指示待ち人間
なんて言うのは
自分の指導不足コミュ不足と言う物を
露呈させるだけですね— ゆっくり霊夢の劇場ch@MMD勉強中? (@yukkurigekijyou) 2019年5月27日
わからないところがわからない。
忙しそうだったから聞けなかった。
などなど、コミュニケーション不足なことが多いですね。
新人はそんな環境でも、主体的に動く必要もあるんですけど、、、。
相互理解した上で、お互いが働きやすいのが一番ですねー。— 福太郎 (@fukutarofukutar) 2019年5月26日
若い頃は誰も教えてくれなかった
から
でも俺できるようになったスゲーだろ
じゃなく
同じ手間、苦労をかけさせないようにしなきゃという思考が何故できないのか?
と思いますけどね— K-1@ヴァルボルド (@k_1_4) 2019年5月27日
素敵な先輩ですね!!
そんな先輩方が増えるといいな。私も新人に特に用事がなくても
新人が元気でいてもいなくても
何かしら話しかけるようにしていました。
このtweetを見て
これからもそうしていきたいと思いました。— apple (@happy0214_mii) 2019年5月27日
”ほうれんそう(報告・連絡・相談)”など、社会に出るとコミュニケーションの大切さを痛感します。
ただし最初はわからないことだらけ。そんな若手に優しく手を差し伸べながら一緒に歩んでいくことが、若手を育てるいい方法なのかもしれませんね。
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出典:Twitter(@sato310sss)