紙を流すベルトコンベア。よく見るとレゴブロックで出来ていますね!各地の大学などに、レゴブロックを組み立てて作品を発表する部活「レゴ部」があるのはご存知でしょうか?
今回、大阪大学レゴ部のKEN(@kenken_lego)さんが発表した作品『紙飛行機自動折り機』が話題となっています!
装置は、まるで戦車のような物々しい外見をしています。
紙をセット。この場面はFAXみたいですね(笑)
いよいよ装置が動き出しました。紙飛行機の形が見えます!
折り目をつけられた紙飛行機は、さらに前進。
先頭のローラーまで紙飛行機が進んできました。見事ですねー。
ここで終わりかな?と思ったら最後は紙飛行機を連続で射出してびっくりです。
紙飛行機を連続で射出するまでの流れるような工程を、動画でぜひお楽しみください。
【新作レゴ作品】
紙飛行機自動折り機ver22機目になります。前回に比べ高速化と連続折りができるようになりました。JBFや学祭などに展示予定です。#JBF2019#阪大レゴ部 pic.twitter.com/ooIKZ9prXv
— KEN @JBF2019 (@kenken_lego) 2019年6月2日
紙飛行機が飛んでいく場面を撮影した動画もあります。飛び立つ瞬間はかなりスピードが出ていますね!
紙飛行機が飛ぶ様子がみたいという意見が多かったので、飛んでいるところの動画も載せておきます。 pic.twitter.com/qrEc4fVbOF
— KEN @JBF2019 (@kenken_lego) 2019年6月2日
Twitterユーザーからは、「素直に感動しました!」「カタパルトすげえ」「射出機構あるのが素晴らしい」「天才すぎますw」など絶賛の嵐でした。
また、KENさんによると制作には次のような背景がありました。
この紙飛行機自動折り機は前回のものも含め、仕掛学のアンケートに答えたくなる仕掛けとして作成したものです。
アンケートに答えた人はこの機械でアンケートを折って飛ばせるとすることで、こちらはアンケートが集まり、お客さんは動く所が見れて嬉しいと両方が得する構図が生まれるのです。#仕掛学— KEN @JBF2019 (@kenken_lego) 2019年6月4日
ツイートに出てきた「仕掛学」とは、人の行動を仕掛けによって変えることを研究する学問で、レゴ部が属する大阪大学の松村真宏教授が開拓された分野だそうです。
「なかなか集まらないアンケートをどうすれば集めることができるのか?」との問題から『紙飛行機自動折り機』は生まれたのですね!好奇心によって人の行動を変えるという仕掛学、今回はきっと多くのアンケートを集めて大成功ではないでしょうか。
ちなみにFUNDOでは、以前に東京大学レゴ部の作品を紹介しています。レゴブロックがお好きな方は、こちらの記事もぜひご覧になってみてください。
肉汁まで再現!東大「レゴ部」が“レゴで作ったチーズハンバーグ”が傑作だと話題に!
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出典:Twitter(@kenken_lego)