「該当」「当該」の意味の違い、あなたは説明できますか?日本語って難しい!

2019.7.11


普段、何気なく使っている「当該」と「該当」という言葉。どちらもビジネスシーンなどで使われる言葉ですが、この違いをしっかり説明できる人はきっと少ないのではないかなと思います。

日本語には似た言葉や、あれ?どんな意味だっけ?と思ってしまう言葉がたくさんありますが、今回はそんな中から「該当」と「当該」の違いにスポットを当てていきたいと思います。

「該当」「当該」の違いって?


ではどんな時に「該当」や「当該」という言葉を使うのでしょうか。

パッと思いつく使用例を挙げてみますと、『該当』は「該当する人」のような使い方をしますよね。それに対して『当該』は「当該商品」といった使い方をするのではないでしょうか。

同じようで微妙に違う…ということで、それぞれの言葉の意味を調べてみました。

『該当』の意味


「該当」という言葉を辞書で調べると、このような説明が出てきました。

がい‐とう〔‐タウ〕【該当】の意味 
[名](スル)ある条件・資格などに、当てはまること。「該当する箇所に丸をつける」

出典:dictionary.goo.ne.jp

ある条件や資格などに当てはまること

たしかにそのような場合に使っている気がしますね。そして「該当」は「する」という言葉をつけて使うことができます。では実際に使用例を挙げてみましょう。

該当の正しい使い方

・身長180cmに該当する人物を探す 
・該当する施設を知っていますか? 
・文章の該当する箇所を述べよ 
・一定の条件に該当する 
・それぞれのセルの中に該当する数字を入れてください。


いかがですか?皆さんも普段このようなシチュエーションで使っているのではないでしょうか。

『当該』の意味


では「当該」はどうでしょうか。こちらも辞書で調べてみました。

とう‐がい〔タウ‐〕【当該】の意味 
いま話題になっている事柄に直接関係すること。まさに、そのもの。また、その担当であること。「当該事件」「当該庁」

出典:dictionary.goo.ne.jp

事柄に直接関係すること。

なるほど、これも納得の答えです。事柄に直接関係する言葉と一緒に、”当該〇〇”という使い方をする場合が多い気がします。

当該の正しい使い方

・当該事項 
・当該製品 
・当該商品 
・当該事件 
・当該選手


当該は、話し言葉で使われることがあまりなく、書面などで使われることが多いです。会話で使うと堅苦しく感じてしまうからかもしれませんね。

『該当』と『当該』の正しい使い分け


『該当』はある条件や資格などに当てはまること
『当該』は事柄に直接関係すること

ということでした。ちなみに「該当」では「する」という言葉を使って使用することが多いと先に書きましたが、「当該」は「する」という言葉をつけて使用することはありません。

「当該」は連体詞として、「該当」は動詞と連体詞として用いるというルールがあるようですね。

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出典:dictionary.goo.ne.jp

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