雛人形の片付ける日はいつ?片付け方は?婚期が遅れる言い伝えも

2019.8.20

雛人形
3月の桃の節句に欠かせないおひな様。昔から、「雛人形を片付け忘れると婚期が遅れる」という話を聞きますが、この話は一体いつから言われているのでしょうか?

雛人形の片付けはいつ、どれぐらいの時期にすればいいのか?1日遅れると婚期が1年遅れるって本当?雛人形の片付け方についても解説します!

雛人形を片付け忘れると婚期が遅れる?


1日ごとに1年遅れると言われている

巷でよく言われている「雛人形を片付け忘れると婚期が遅れる」という言い伝え。3月3日のひな祭りが終わった3月4日から1日遅れるごとに、1年ずつ婚期が遅れてしまうといわれています。

長い歴史のある言い伝えですが、そこに根拠はありません。あくまでもゲン担ぎや厄落としのようなものですので、遅れた日数はそれほど気にする必要はないようです。

遅れると言われている理由は?

では、「雛人形を片付け忘れると婚期が遅れる」と言われている理由は何なのでしょうか?

その理由には諸説ありますが、雛人形には子どもの身代わりとなって厄を受け取る“お守り”としての意味があるためというのが大きな理由のひとつ。子どもの厄を受け止めてくれた雛人形をいつまでも飾っていると、「子どもに厄が戻ってしまう」と言われているのだそうです。

また、「片付けを後回しにするといけません」というような教育的な意味合いも込められているとか、雛人形を早く片付けることが「早く嫁に行く」ということを連想する(嫁に行けば雛人形は飾らないから)ためという説もあります。

雛人形を片付ける日はいつ?


雛人形を片付ける日にちは?

雛人形を片付けた方が良い日にちとして言われているのは、「啓蟄(けいちつ)」に当たる日です。

啓蟄は、1年を24等分した季節の節目である「二十四節気」のひとつ。啓蟄の「蟄」には「土の中で息をひそめている虫」という意味のある文字で、「啓」には「ひらく」という意味があります。つまり、啓蟄は「土の中にいた虫たちが春の訪れを感じて土の中から出てくる時期」ということ。そのため、啓蟄の時期はよく晴れて天気が良いことが多いです。

雛人形を啓蟄に片付けた方が良い、という言い伝えに関して明確な理由はないようですが、お天気の良い日を選ぶことで虫やカビが雛人形につくのを防ぐことができるというのも理由のひとつかもしれません。

雛人形を出す時期は?

片付ける時期はなんとなくわかっても、意外とわからないのが雛人形を出す時期です。気づいたらいつもギリギリでひな祭りの前日に出している……なんてお家もあるかもしれませんが、雛人形を出す時期には特に決まりはありません

前日に飾っても良いですし、少しでも長く楽しみたければ2月の中旬ぐらいから飾っておくようにしましょう。

雛人形のおすすめの片付け方


雛人形の手入れの仕方

雛人形を片付ける前に、まず手入れをしておくことが重要。お天気が良い日を選んで、羽根バタキなどのやわらかいホコリ取りで雛人形からホコリを取り除きましょう

髪や衣装についているホコリは、やわらかい洋服用のブラシなどで払うようにしましょう。この時、人形の頭や手足に素手で触れないことも大切です。シミができてしまうことがあるので、必ず布の軍手を使いましょう。

雛人形の防虫の方法

雛人形をしまう際に欠かせないものに防虫剤がありますが、ここで大切なのが、防虫剤の量の規定を必ず守ること。「虫がたからないように」と多めに防虫剤を入れてしまうと、防虫剤の成分が溶けて人形や小物類に悪影響が出てしまいます

雛人形のしまい方やしまう場所

雛人形の手入れが終わったら、頭と手足をやわらかい紙で包みます。そのまま箱やケースに入れて、納戸や押し入れの上の段などにしまいます。

雛人形は湿気の多い場所や極度に乾燥している場所にしまわないようにしましょう

雛人形の飾り方


雛人形の配置

現代の一般家庭で親しまれている雛人形は、おひな様とお内裏様、そして三人官女だけの2~3段飾り。関東ではおひな様は向かって右に、お内裏様は向かって左に配置します。関西では反対で、おひな様が向かって左お内裏様が向かって右になるので要注意。

3段飾りの場合は一番下に仕丁の持ち物(小物類)を配置しましょう。

雛人形の豆知識

おひな様って何歳?


おひな様の顔は、18歳の女性の顔とされているのだそうです。昔の雛人形は随分と大人っぽい顔をしていますが、最近は赤ちゃんや子どもの顔で作られることもあるので、時代によって変化しているみたいですね。

仕丁の持ち物(小物類)は何のためにあるの?


雛人形と一緒に並べる「仕丁の持ち物(鏡台や重箱、漆器などの小物類)」。この道具は、おひな様がお嫁に行く時の結納品なのだそう。おひな様が一般的になったのは平安時代。昔の結婚の儀式のかたちが大きく反映されているようですね。

雛壇が赤いのはなぜ?


雛壇の赤い色は、血の色をあらわしているのだそう。神社の鳥居が赤いのと同じく、魔よけの意味があるとされています。

【まとめ】雛人形はいつ片付ければいい?


雛人形の片付ける時期は、「啓蟄」がおすすめ。でも「片付け忘れると婚期が遅れる」というのはあくまでも言い伝えですので、あまり気にしすぎない方が良いみたいですね!

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