ロウニンアジってどんな味?毒があって食べれない?名前の由来は?

ロウニンアジという魚をご存知ですか?釣りが趣味の方の間では人気の魚のようですが、聴いたこともないという人も少なくないはずですよね。

そもそもロウニンアジは、普通のアジとは違うんでしょうか?ロウニンアジの知られざる生態と、食べる際の注意点などを解説します!

ロウニンアジとは?

大型のアジの仲間

ロウニンアジは、大型のアジの仲間です。一般的に焼き魚として食べられているようなアジと比べてもかなり大きく、1m程度にはなる種類です。中には全長180㎝重さ80kgにまでなる個体もあるらしく、大海原を泳ぐ姿は貫禄満点!

ロウニンアジは釣り人に人気!

ロウニンアジは、釣り人の間ではお馴染みの魚。海外では「ジャイアント・トレバリー」と呼ばれ、頭文字を取って「GT」とも呼ばれています。

国内では沖縄県・鹿児島県・小笠原諸島周辺が主な釣りスポット。ルアー釣りや打ち込み釣りなどの方法で釣れます。

大きな個体は鳥も食べちゃう!

大きな体を持つロウニンアジですが、普段は小魚やエビ、カニなどを食べる肉食魚です。

気性が荒い魚で、小魚の群れに突進して魚を捕食します。特に大きな個体の場合には、時には水面の近くを飛ぶ海鳥を捕食することも!

ロウニンアジは毒があるって本当?

ロウニンアジの毒は“シガテラ毒”

ロウニンアジには毒があります。“シガテラ毒”と呼ばれるその毒は、魚が食べるエサに由来する毒。熱帯の海に生息する大型の魚が保有している可能性が高い毒だそうです。

全てのロウニンアジが毒を持っているわけではない

ロウニンアジが保有しているとされるシガテラ毒ですが、全てのロウニンアジが必ずしも毒を持っているわけではありません

シガテラ毒はエサ由来の毒なので、生態系の上位にいる個体ほど毒が強くなる可能性が高いんです。

30cm以上のアジは食べちゃダメ!

毒を保有している可能性が高いのは、30㎝以上の大型のロウニンアジ。大型のロウニンアジの流通には販売指導が入るほどですので、もしも自分で釣りあげても絶対に食べないようにしましょう!

シガテラ中毒とは?

シガテラの毒に当たってしまった場合、食中毒のような症状が出ます。魚を食べてから1時間~8時間ほどで発症し、場合によっては2日以上してから症状が出る場合もあります。

吐き気や嘔吐、下痢、腹痛や血圧の低下、脈拍数の減少といった症状の他、特に特徴的なのは「ドライアイスセンセーション」と呼ばれる症状。これは温度感覚異常のことで、冷たいものに触れるとドライアイスに触れたかのように痛みを感じたり、暖かい物に触れても冷たく感じたりするといった症状です。

恐ろしい症状が数多くあるので、大型のロウニンアジは絶対に食べないようにしましょうね!

ロウニンアジの味って?

ロウニンアジはそもそも美味しいの?

釣り人に人気のロウニンアジですが、そもそも食べれるのでしょうか?

ロウニンアジは強いうま味が特徴で、調理して食べると十分おいしい魚なのだそうです。皮が厚くて硬いので、さばく時には気をつけないといけません。

どんな食べ方がある?

うま味が強いロウニンアジは、汁物にして食べるのがおすすめ。他にも煮物バターソテーなどさまざまな食べ方で楽しめます。

加熱調理しても身が固くなりにくいので料理にぴったりの魚ですが、新鮮なものはお刺身でも充分おいしく食べられます。

ロウニンアジを食べる際の注意点

ロウニンアジの中でも食べられるのは4~5kgの小型の個体だけです。大型の個体は必ず逃がすようにして、小型のものだけを調理するようにしましょう。

ロウニンアジの“ロウニン”って?名前の由来

漢字で書くと「浪人鯵」

変わった名前のロウニンアジ。漢字で書くとそのまま「浪人鯵」となります。

ロウニンアジは味としては鋭角的なゴツゴツした顔をしているのが特徴。大型の個体は1体で行動することも多く、その様子が時代劇などに出てくる浪人のように見えることから、この名前がついたのだとか。

エラ蓋にある線も刀の切り傷にも見えますし、なんだかカッコいいですね!

【まとめ】知られざる魚“ロウニンアジ”

釣り人でないと知らない、知られざる魚「ロウニンアジ」。その毒の恐ろしさはあなどれないものですが、味はおいしい魚だそうです。釣りに行って吊り上げた場合には必ず4~5kgのものだけを食べるようにしましょうね。

私も食べてみたいな!

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