【自由研究】たぬきの餌って何?世界的には意外と珍しい動物狸(たぬき)の生態

2019.8.30

タヌキの置物
昔話などでもおなじみのたぬき。可愛い顔で親しみやすい動物ですが、実は世界的には珍しい生き物だって知ってましたか?

どんな餌を食べてるの?海外では珍しいって本当?意外と謎に包まれている動物「狸(たぬき)」の生態を解明します!

世界的には意外と珍しい動物「狸(タヌキ)」


日本では親しみ深いたぬきですが、世界的には珍しい生き物。日本には固有種として、「ホンドタヌキ」と「エゾタヌキ」の2種がいます。

日本のたぬき

ホンドタヌキ

ホンドタヌキ 出典:Wikipedia

ホンドタヌキは日本の幅広い地域に生息する小型のたぬき。平野から標高2000m程度の山地にまで生息し、40~50㎝の小さな体で夜間に活動します。

エゾタヌキ

エゾタヌキ 出典:Wikipedia

エゾタヌキは北海道の一部にのみ生息するたぬき。体長はホンドタヌキよりやや大きい50~60㎝程度です。

日本以外のたぬき

タヌキの置物のイラスト
たぬきは日本以外だと、海外にも生息しています。日本でなじみ深いホンドタヌキは朝鮮半島や中国、ロシアなどのアジア周辺にも固有種として生息しています。

海外の人たちからしてみたら、たぬきは未知の生物。「昔話に出てくる架空の生き物」だと思っていたという人も少なくないようですね!

【海外の反応】「タヌキって日本の昔話に伝わる動物だと思ってた!」タヌキに対する海外の反応が面白い!


たぬきは近年ヨーロッパでも野生化している?

たぬきの顔
そんな、世界的には珍しい生き物であるたぬき。実は最近、日本やアジアの固有種が海外に外来種として流入して厄介者扱いされているのだそう。

外来種として厄介者に


中でも海外で厄介者扱いされているのは、東京23区でも見かけるホンドタヌキ。ペットや毛皮目的でヨーロッパに輸出されたものが野生化してしまっているようです。

ホンドタヌキは農作物を荒らし、狂犬病を媒介するなどして世界的にも問題になっているそうです。

たぬきの生態とは?たぬきは何を食べるの?

野生のたぬきのイラスト

たぬきの生態


可愛い見た目で絵本のキャラクターなどにもなっているたぬき。湖などのある水辺の環境を好み、森の中で生活しています。

たぬきのつがいは非常に仲が良く、どちらかが死んでしまうまでパートナーとは離れ離れにはならないそうです。特にナワバリなどはないそうで、餌を求めて幅広い範囲を行動するそうです。その行動範囲は50~60ヘクタール程度(東京ドーム約13個分)だそうです!おっとりしてそうに見えますが、意外とアクティブなんですね!

たぬきは何を食べてるの?


葉っぱやリンゴなどを食べていそうに見えるたぬきですが、実は雑食。植物の葉や果実も好んで食べますが、水生の昆虫や魚、エビや小鳥なども捕えて食べるのだそうです。

もふもふの体毛でおっとりしていそうなイメージのたぬきの見た目は、実は冬毛の時。夏毛のたぬきは意外とスリムに見えますし、水の中を泳いだり俊敏に獲物を捕らえたりもするようですよ!

たぬきの餌付けはNG!

野生のたぬき
近年、野生のたぬきへの餌付けが問題視されています。可愛い見た目で思わず餌をあげてしまいたくなる気持ちもわかりますが、何故餌付けしてはいけないのでしょうか?

野生のたぬきを餌付けしてはいけない理由


野生のたぬきに餌をあげてしまうと、「人間に近づいていけば餌がもらえる」とたぬきに学習させてしまうことになります。そうすると、人間を恐れなくなったタヌキはが山から里へ下りてきて餌をもらうようになります。人間にもらったエサで栄養状態が通常より良くなったタヌキ達は多く繁殖するようになり、増えたタヌキ達は人間のもとに集まるようになります。

通常ならば、離れて暮らすタヌキ達が多く集まることになり、異常繁殖や、伝染病の媒介を助長してしまいます。更には、たぬきが人里に近づいてしまうことにより、農作物への被害、交通事故などの原因にもなってしまいます。

かわいいからという理由で餌付けをしてしまうと、結果としてたぬきにとっても人間にとっても良い結果にならない場合の方が多い為、自然動物への餌付けはやめた方が良いという事になります。

たぬきに似た動物いろいろ


たぬきに似た生き物として、一般的に挙げられることが多いのはアライグマ。他にもレッサーパンダなどいろいろいますが、あなたは見分けがつきますか?

アライグマ

アライグマ 出典:Wikipedia

アライグマのたぬきと異なる点は、しっぽに縞模様がある点。体色は主に灰色で、背中を丸めて立ち上がります。

たぬきはイヌ科の生き物なので二本足で立つのが難しいですが、アライグマは立つことができます

レッサーパンダ

レッサーパンダ 出典:Wikipedia

元々アライグマ科に分類されていたこともあるレッサーパンダは、レッサーパンダと同じくしっぽに縞模様があります。現在ではクマ科に分類されています。

体色はたぬきやアライグマよりもオレンジに近い茶色。目の下から顎にかけて黒い線が入っています。

ハクビシン

ハクビシン 出典:Wikipedia

ハクビシンはたぬきよりもほっそりしています。しっぽが胴体に匹敵するほど長く、極端な胴長短足の体形です。

どちらかというとイタチに近い体形で、鼻の頭がピンク色なのも特徴的です。

アナグマ

アナグマ 出典:Wikipedia

アナグマは全体的にたぬきより平べったい体形で、しっぽは短いです。目の周りはたぬきと同じく黒い模様がありますが、たぬきよりも小さい模様です。

タヌキとアライグマのそっくり問題を解決!レッサーパンダやハクビシンとの違いも紹介

【まとめ】

可愛いたぬきのイラスト
意外と知らなかったたぬきの生態。どんな餌を食べるのかすら知らなかったし、世界では「昔話に出てくる動物だと思ってた!」なんて思われていたなんて驚きです!

他にも意外と知らない動物の生態がわかる記事もあるので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

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出典:Wikipedia(ホンドタヌキ) / Wikipedia(エゾタヌキ) / Wikipedia(アライグマ) / Wikipedia(レッサーパンダ) / Wikipedia(ハクビシン) / Wikipedia(ニホンアナグマ)

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