日本の国名の由来は?名前はいつから使われなぜそうなったのか

2019.9.17


私たちが住んでいるこの国はどこかというと、誰もが「日本」と答えますよね。それはもう常識中の常識なのですが、ふと疑問に思ったことはないでしょうか。そもそもなぜ「にほん」「にっぽん」と呼ばれているのか。

そこで、今回は日本の国名の由来を調べてみたので、日本国民のみなさんにご紹介します。この名前はいつから使われ、そしてなぜそう呼ばれるようになったのか、歴史についても触れていくので、興味がある方は読み進めてみてくださいね。

日本という国名の由来


日本の前は倭(わ)


日本はもともと倭という呼ばれ方をしていました。歴史の授業などで習ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

倭は中国からの呼び名


なぜ日本が倭の国と呼ばれるようになったのかと言えば、それは中国が始まりと言われています。魏志倭人伝などの歴史の書物からもわかるように、三国志の時代から日本のことを倭と呼んでいたことがわかっていて、それが倭の国の由来だと考えられているのです。

天武天皇が日本と使いだしたと言われる


なぜ倭の国が日本という国名になったのかと言うと、これは天武天皇が使い始めたのが始まりだと言われています。倭という呼び名では中国由来になってしまうため、天武天皇が日本として定着させたのです。

中国から見て日が出る国という意味


意味には諸説あるのですが、中国が呼ぶ倭の国というのは太陽が昇る国という意味として知られ、文字通り日本が「日出ずる国」であると言えます。

地理を見ても中国の東には日本という島国が広がっており、太陽が東から昇ることを考えるとそのままの意味ですね。中国以外にも日本のことを日が昇る国と称していた国もあるなど、日本は古来から太陽と深い関係を持っていた国だと言われています。

日本のことを和の国と呼ぶことがありますが、これはもともと倭の国だったからだという説もあるほど。倭の国が転じて和の国になったという説も有力です。現代ではその国名も浸透し、海外でもジャパンではなく日本と呼ぶことが増えました。

日本は「にほん」?それとも「にっぽん」?


最初は「日本」=「ひのもと」と読んでいた


日本という漢字はそもそもどういう読み方をするのが正しいのでしょうか。人によっては「にほん」と呼ぶのが一般的ですが、中には「にっぽん」と呼ぶ人もいます。これはどちらが正解ということもなく、どちらも正解だと言えます。

最初日本という国名が使われ始めた時には「ひのもと」と読んでいました。これは中国からの伝来でもわかる通り、太陽を意味する日を読めば「ひ」となるため、むしろ「にほん」「にっぽん」よりも一層意味合いが強かったと言えるでしょう。

「にっぽん」が使われだしたのは奈良時代


「ひのもと」以外の呼び方が浸透したのは奈良時代のこと。当時はまだまだ浸透していなかったのですが、時を経るほどに「にっぽん」という呼び名が浸透していきました。

室町時代には両方使うように


室町時代に入る頃には「にっぽん」だけではなく「にほん」という呼び名も使われるようになり、その両方が日本人の間でも使われるようになりました。そこからは主に日本を「にほん」「にっぽん」と呼ぶのが普通ですね。

実は正式にどちらが正しいとは決まっていない


実は正式にどちらが正しいとは決まっていないので、どちらを使っても問題はありません。こればかりはニュアンスによる違いとも言えます。ただ、一般の人の呼び方では「にほん」が多いですが、日本古来の呼び名だと「にっぽん」となることが多いです。

ちなみにNHKでは国号としては「にっぽん」


ちなみにNHKでは国号として「にっぽん」を使っています。その一方で、民放では「にほん」と使うことが多いです。テレビ業界など、多くの人の目に触れるものでも、呼び方に違いがあるわけです。

英語のJAPANはなぜ?


もともと海外からはジパングと呼ばれた


日本は英語でJAPANと表記され、カタカナではジャパンと呼ばれますよね。そもそも日本は「にほん」「にっぽん」なのに、なぜ海外ではジャパンと呼ばれるようになったのでしょうか。ここにも実は深い歴史があると言われています。

ジパングがジャパンに変化した説


もともと日本は海外からジパングと呼ばれていました。何ともアジアらしい呼び名ではないでしょうか。

事実、冒険家のマルコ・ポーロも日本のことを「黄金の国ジパング」とヨーロッパに伝えるなど、世界にジパングの名が知られるようになりました。ジャパンというのは、そのジパングから変化したという説が有力です。

中国語の発音由来説


もう1つの説としては中国語の発音に由来しているという話もあります。日本は古くから隣国の中国と交易をすることが多かったことから、その影響を大きく受けているという仮説が有力です。

中国語で日本は「リーベン」


中国語では日本のことをリーベンと発音します。そのリーベンがジーペンと変化し、さらにはジャパンに変化していったという説もあります。

国ごとに呼び方は違うものの、日本が広くJAPANとして知られている原型はジパングやリーベンがあるわけです。人によって歴史の解釈は違っていますが、それでも現代では日本を日本として認め、そして愛着を込めて呼んでいる国も多々あります。

実は現存する国として日本は世界最古の国


世界最古の国と言われ、みなさんはどんな国を思い浮かべるでしょうか。古代遺跡を持つ国、原生林を持つ国などなど歴史を感じる国を想像する人も多いと思います。しかし、一説では日本こそが世界最古の国だと言われているのです。

歴史の長さだけで言えば、確かに他の国の方が長い歴史を持っているはずです。ただ、日本は現存する国としては唯一王朝が滅びていない国だと言われています。多くの国は王朝が栄えようと必ずと言って良いほど滅んでいるのです。世界の名だたる分明であっても、外界との接触によって紛争が発生し、そのまま滅びた国は数知れず。

しかし、日本は島国だったことや鎖国していたことなども背景にあり、他国からの侵略にも屈しなかった国と言えます。それゆえ、現行の王朝がそのまま日本という国を支えているわけです。それは世界でも珍しく、それこそが世界最古の国と呼ばれる理由でもあるのです。

まとめ


日本という国はもともとは倭の国と呼ばれていましたが、天武天皇により日本と名づけられました。海外ではJAPANとして浸透し、すでに世界では日本とジャパンという呼び方が定着しています。

世界最古の歴史をも持つ国であり、日出ずる国でもある。そんな日本という国名の由来を知ると、少しだけこの国の歴史がわかってくるかもしれませんね。

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