かわいい日本最小の鳥キクイタダキ!その生態や飼育できるのかを紹介

2019.9.28


民芸品のようなかわいらしさがある「キクイタダキ」

小さいながらも広い範囲に生息しているため、あらゆる地域で好かれているキクイタダキの生態や、日本で飼育できるのかをご紹介します。



キクイタダキ


キクイタダキは体長が10cm、体重が3~5gほどの非常に小さな鳥です。

生息域


キクイタダキは非常に幅広く分布しており、アイスランドからユーラシア大陸、そして日本までの中緯度から高緯度にかけての砂漠以外の地域に生息しています。春から夏にかけては山地の針葉樹に、秋冬は平地の針葉樹に生息します。

生態


キクイタダキは針葉樹に巣を作り、針葉樹の中で餌となるガの幼虫や昆虫、クモなどを捕食します。広葉樹は好まず、その小さな体と細いくちばしを活かして針葉樹の隙間を狙って捕食を行います。また、水浴びをするとき以外は樹上で基本生活をしているようです。

キクイタダキの外見


全体的にオリーブ色をしており、目の周りは白くなっています。小さなくちばしと足は黒く、翼には黒と白の模様があります。

見た目が名前の由来に


和名のキクイタダキは、頭に黄色い冠羽が生えている姿が、菊を戴いているように見えることから付けられました。




小さな鳥キクイタダキの特徴


鳥の王


ヨーロッパの昔話や伝承では、キクイタダキの冠羽が王冠に見えることから、姿は小さいながらも「鳥の王」と呼ばれています。学名の一部「regulus」も小さな王を意味した単語です。

日本で最小種の鳥


体長が10cmしかないキクイタダキは、日本でその姿を見られる野鳥の中でも最小になります。日本には他にもミソサザイやエナガといった小さな種の鳥はいますが、これらよりも小さく、体重も軽いのがキクイタダキです。

天敵はカマキリ??


小さ過ぎる体型のため、意外な天敵がキクイタダキには存在します。それはカマキリです。肉食であるカマキリが小さく軽いキクイタダキを捕食する姿が実際に確認されています。

日本中でその姿を見られるが、飼育はできないキクイタダキ


日本中で姿を見られる


キクイタダキは、北海道や本州中部では年中その姿を見られますが、西日本では越冬するために秋に姿を見られるようになる渡り鳥になります。その為、全国的に見られる野鳥です。

飼育は禁止!


これほど小さくてかわいらしいキクイタダキですが、「鳥獣保護法(正式名称:鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)」で飼育は禁じられている鳥のため、飼育は禁止されています。

まとめ


日本で一番小さくかわいらしい野鳥のキクイタダキですが、あくまでも野生の動物の野鳥ですので、決してペットにすることはできません。バードウォッチングなどでそのかわいらしい姿をしたキクイタダキが、懸命に生きている姿を見て満足しましょう!!

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