冬が近づいてくるに連れ恋しくなってくる鍋料理。
そんな冬の始まりの時期、11月7日は「鍋の日」「もつ鍋の日」に制定されています。
なぜ11月7日なのか、なぜ「鍋」と「もつ鍋」の記念日なのか、その理由を見ていきましょう。
また、11月7日は他にもポカポカになる記念日が制定されていますよ!
目次
11月7日は「鍋の日」
まずは「鍋の日」がどのような記念日なのかを見てみましょう。
誰が制定した記念日なの?
「鍋の日」は毎年11月7日です。
この記念日は、だしやつゆを製造しているメーカー「ヤマキ株式会社」が2001年に制定しました。
なぜ「鍋の日」が11月7日なの?
11月7日が「鍋の日」とされたのには、2つの理由があるとされています。
まず1つは、「いいなべ」という語呂合わせ。
「11=いい」「7=な(べ)」なので、11月7日が選ばれたというわけなんですね。
また、11月7日は鍋が恋しくなり美味しい時期の目安ともいえる日です。
なぜなら、11月7日は「立冬」となることが多い日だからです。
「立冬」つまり、冬の始まりということで、冷えてくるとより美味しく感じられる鍋料理をアピールするために記念日として制定されたのです。
実際に11月7日は「立冬」となることは多いの?
定気法という考え方では、11月7日頃が「立冬」とされます。
実際に11月7日が立冬となったのは、2010-2020年の間で8回、2021-2025年の間では4回とかなりの割合を占めています。
「もつ鍋の日」も11月7日
鍋料理のひとつ「もつ鍋」も、11月7日に「もつ鍋の日」という独自の記念日が制定されています。
「もつ鍋の日」は誰がどんな目的で制定した?
「鍋の日」と同日の11月1日には、「もつ鍋の日」という記念日があります。
こちらは、長崎県佐世保市にある株式会社丸協食産というホルモン、つまり「もつ」の取り扱いをしている企業によって制定されました。
「もつ鍋の日」が11月7日の理由
「もつ鍋の日」の成り立ちの1つは、「鍋の日」と同じです。
11を「いい」と、7が「(もつ)な(べ)」と読ませた語呂合わせから来ています。
ちなみに、同社は7月13日に713で「ないぞう」と語呂合わせをした「もつ焼の日」という記念日も制定しています。
11月7日には他にもポカポカ要素のある記念日が!!
11月7日は、他にもポカポカの要素を含んだ記念日が制定されています。
HEALTHYA・日本製腹巻の日
「HEALTHYA・日本製腹巻の日」、これは「11=いい」「07=おな(か)」という語呂合わせから来ています。
この記念日も、寒さが本格化しはじめる立冬を迎えることから来ています。
鍋と燗の日
「日本酒がうまい!推進委員会」が毎年11月7日に制定した「鍋と燗の日」。
一家で囲む鍋と一緒に出てくる燗酒。
この光景を古き良き日本の風習として、温かい鍋と温められた日本酒を愉しむことをPRする目的で制定されました。
この記念日は語呂合わせが設けられたわけではなく、冬の訪れを知らせる立冬に合わせて制定された記念日となっています。
11月7日が立冬なら「ココアの日」
森永製菓株式会社は、立冬を「ココアの日」をして制定しています。
日本で初めてカカオ豆からの一貫ライン製造による飲用ココアを発売した森永製菓株式会社が、ココアの美味しさを世に広めるために制定しました。
立冬なのは、ココアが体が温まる飲み物ということもあり11月上旬から飲む機会が増え始めることから来ています。
11月7日が立冬なら「夜泣きうどんの日」
寒い冬の夜にうどんを食べて体をポカポカにする「夜泣きうどん」、その記念日である「夜泣きうどんの日」も立冬です。
これは、丸亀製麵を運営する株式会社トリドールホールディングスが制定した記念日です。
「夜泣きうどん」という冬の習慣を伝えていくのが目的となっています。
11月7日が立冬なら「湯たんぽの日」
冬季になると布団などを温めるのに活躍する「湯たんぽ」。
その湯たんぽの記念日となる「湯たんぽの日」も立冬です。
「立つ湯たんぽ」を開発したタンゲ化学工業株式会社
が湯たんぽの存在を若い世代など広い世代にPRするために制定された記念日となっています。
まとめ
立冬となることも多い11月7日には、「鍋の日」「もつ鍋の日」という記念日が成立しています。
どちらも「いいなべ」もしくは「いいもつなべ」と日付を語呂合わせから来ています。
この日は、冬の訪れを知らせる「立冬」でもあります。
それもあって、寒い冬に温かい鍋を食べて欲しいという願いが込められています。
また、立冬が寒い冬の訪れを知らせるということもあって、他にも温まる要素の含まれた記念日がありますよ!