石田ひかりが被災地に支援物資を届ける「個人の力では限界がありますが 居ても立っても居られないので」

女優の石田ひかりさんが自身のInstagramを更新し、台風15号で被害を受けた千葉県の被災地に、支援物資を届けたことを報告しています。

現地の惨状を伝える

石田さんはいくつかの投稿を通じて、千葉県の被災地に出向いた思いを綴っているほか、現地の惨状も克明に伝えてくれています。

石田さんが向かわれたのは、千葉県安房郡鋸南町。「個人の力では限界がありますが、居ても立っても居られないので」とコメントを添え、救援物資の写真を投稿されています。

石田さんはありとあらゆる救援物資を現地へ運ばれたようです。投稿では、「電気は止まっているし、食料も全く足りていないそうです。信号も機能していないようですが、都内から2時間あれば着けると思います」とも記しています。

また、「#暑さが危ない」とハッシュタグを記載し、現地の危険な状況を伝えています。

こちらは、石田さんが物資を詰め込んだ車です。

また、安房郡鋸南町から戻ってきた石田さんは、「被害の大きさは想像を超えていました」とし、現地の惨状を以下の様に報告しています。

安房郡鋸南町から戻って参りました 
 
被害の大きさは、想像を超えていました 
 
なんと言っても、この暑さです 
 
これで停電なんてあり得ない 
 
みなさんどうやって、暑さを凌いでいらっしゃるのでしょうか… 
 
今日はドラマのロケを中止にします、という連絡が入った時には、もう家を出ていたので、思いつくままお買い物をして、鋸南地区に向かいました 
 
全てのみなさんに、冷凍の麦茶を配って歩きたかった 
 
個人の力はあまりにも小さい 
 
それでも、行かないよりはマシかと思って行きました 
 
飲み物、栄養ゼリー、塩分の足しになるもの、大きめのウエットタオル、電池、冷却スプレー、日用品…買い占めも良くないので、何ヶ所かに分けて買いました。 
 
店員さんたちは、「気持ちです」と、多めに保冷剤を入れてくださったり、車に荷物を積むのを手伝ってくださいました 
 
そして、鋸南小学校にお届けしてきました 
 
暑さも含めて、自然の猛威には手も足も出せない現実を突き付けられて、無力感は残りますが、この暑さの中、必死で耐えていらっしゃる鋸南地区、被害の大きかった地域のみなさんに1秒でも早く、電気の復旧をお願いします 
 
大きな電源車で向かってもらい、冷風機で体育館を冷やすとか大型バスを居場所にしてもらったりとかなんとかならないものでしょうか 
 
とにかく、怖いのは暑さだと思いました 
 
赤ちゃん、こどもたち、お年寄り、動物たち、具合の悪い方…気の毒で気の毒でたまりません 
 
作業員の皆さんも暑い中必死で頑張ってくださっていると思います 
 
1秒でも早く、電気の復旧をお願いします 
 
電気が止まることの怖さを学びました 
 
電気が止まるとなにも出来ない 
 
今後は電池式のものを常備しなければ 
 
電気に頼らず暮らす術も身につけなければ

現地に行かなければ分からないことを詳しく伝えてくれています。「とにかく、怖いのは暑さだと思いました」という言葉が響きますね。台風が直撃して以降、毎日灼熱の暑さが続いています。

それに対する石田さんのアイディアも綴られており、本当に何とかしてあげたいという思いが伝わってきますね。石田さんの行動力と優しさには頭が下がる思いです。

石田さんが考える救援物資

石田さんは、鋸南地区始め南房総、その他の停電している地区の暑さは「命の危険を感じるレベルでした」と報告。「もし、鋸南地区や南房総に支援物資を届けられる方がいらっしゃったら、とにかく、とにかく冷たいものをお願いしたいです!」と呼びかけています。

そして、「わたしが考える支援物資」として、以下の物を挙げています。

・パンチしたらすぐ冷える瞬間冷却剤 
・凍ったペットボトル 
・冷たいおしぼり 
・クーラーボックスに板氷を詰めるだけ詰める 
・体が拭けるくらいの大判のウエットタオル 
・涼を感じるミントのスプレー 
・冷却スプレー 
・栄養ゼリー 
・日持ちのする食べもの 
・ゆで卵 
・トマトやきゅうりなど、手を汚さず食べられる野菜 
・冷たいビール飲ませてあげたい

また、周辺の交通事情も記載されています。

電車は止まっています 
 
車は都内からアクアライン→富津館山道→鋸南保田など、上りは、鋸南保田は入れません。 
 
国道127号線をしばらく行くと富津竹岡インターがあり、そこで乗れます 
 
看板倒れたりしていますので、運転危ないです 
 
トンネル真っ暗です 
 
ガソリンスタンド、コンビニ、全て営業していません 
 
満タンにして出発してください! 
 
信号は作動していませんので運転くれぐれも気をつけて下さいね!

行かなければ分からない詳細な情報。「どんな物を届ければよいのだろう?」「救援物資を届けたいけれども現地の様子はどうなんだろう?」と気になっている方にとっては、本当にありがたい情報ですよね。

通常の生活には程遠い現状

台風15号が直撃して4日目になりますが、停電や断水、家の倒壊など通常の暮らしができない方々が、まだまだ大勢いらっしゃいます。

懸命の復旧作業が続いていますが、石田さんが言われるように「暑さ」が一番恐ろしいことだと思います。一刻も早いライフラインの復旧を願っています。

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出典:Instagram(@hikaringo0525)

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